特許
J-GLOBAL ID:200903068206187521

構造物動揺低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-088741
公開番号(公開出願番号):特開平11-287287
出願日: 1998年04月01日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 工事費を削減し、工期を短縮すると共に、ストッパピンの挿入、除去の手間、若しくは挿入忘れ、除去忘れにより動揺が軽減できないことが生じるような不具合の発生を防止する。【解決手段】 ピン孔14とピン挿通孔16を貫通させた固定用ブラケット15、ピン挿通孔16とピン孔14とに挿入され、内壁ブラケット13と固定用ブラケット15とを固定し、構造物11の小動揺を低減するストッパピン17、中央部に立設された回転ロッドとストッパピン17に繋着されたワイヤーロープ19の他端が繋着されるアーム22とストッパピン17の引き抜き力をワイヤーロープ19に発生させるスプリング23とからなるストッパ解除装置20、動揺が大きくなったとき、回転ロッドに解除装置用スプリング20の回動力を付勢し、ストッパピン17を引き抜き、構造物と固定用ブラケット15とを分離して免震装置を作動させるロック解除装置27を設けた。
請求項(抜粋):
弾性部材で支持され動揺低減を行うようにした構造物の内壁に固着され、ピン孔が穿設された内壁ブラケットと、前記内壁ブラケットに隣接して基礎上に立設され、前記ピン孔と同軸状にされたピン挿通孔が貫通された固定用ブラケットと、前記ピン孔と前記ピン挿通孔とに挿通され、前記内壁ブラケットと前記固定用ブラケットとをロックするストッパピンと、前記構造物の中央部の基礎上に回動自在に立設された回転ロッドの上端部に、一端を前記ストッパピンに繋着したワイヤーロープの他端を繋着するアームが設けられるとともに、下端部に、前記回転ロッドを回動させて前記ストッパピンの引き抜き力を前記ワイヤーロープに発生させる解除装置用スプリングが設けられたストッパ解除装置と、前記構造物の動揺が大きくなる揺動発生時に、前記回転ロッドを回動させ、前記解除装置用スプリングを作動状態にさせるロック解除装置とを設けたことを特徴とする構造物動揺低減装置。
IPC (3件):
F16F 15/04 ,  E04H 9/02 331 ,  F16F 15/02
FI (3件):
F16F 15/04 A ,  E04H 9/02 331 Z ,  F16F 15/02 A

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