特許
J-GLOBAL ID:200903068207385114

酸素センサ及びセンサ素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-329248
公開番号(公開出願番号):特開2002-195977
出願日: 2000年10月27日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 低温の排気ガス中においても検知電極の鉛等による被毒が効果的に防止され、長期に渡って安定した応答性を有する耐久性等に優れた酸素センサ及びセンサ素子の製造方法を提供する。【解決手段】 被毒防止層は、粗粒粉末の周囲を微粒粉末が覆ってなる複合粉末からなり、複合粉末同士の間隙には微粒粉末が充填されていない空孔が分散して存在しているセンサ素子を備える酸素センサを得る。また、粗粒粉末及び微粒粉末はセラミック粉末からなり、1μm以下にピークを有するチタニア粉末と、10μm以上にピークを有するスピネル等のアルミナを含む複合酸化物の粉末であることが特に好ましい。このような被毒防止層は、比表面積の異なるセラミック粉末、有機バインダ及びメタノール等の溶媒を含有するスラリーを、電極保護層の表面に塗布し、乾燥することにより形成できる。
請求項(抜粋):
検知電極、該検知電極の表面に形成される電極保護層及び該電極保護層の表面に形成される被毒防止層を有するセンサ素子を備える酸素センサにおいて、該被毒防止層は粒径の大きなセラミック粉末(以下粗粒粉末とも言う)の周囲を粒径の小さなセラミック粉末(以下微粒粉末とも言う)が覆ってなる複合粉末からなり、該複合粉末同士の間隙に微粒粉末が充填されていない空孔が分散して存在していることを特徴とする酸素センサ。
Fターム (10件):
2G004BB01 ,  2G004BD04 ,  2G004BE15 ,  2G004BE22 ,  2G004BF03 ,  2G004BF04 ,  2G004BF05 ,  2G004BF09 ,  2G004BL09 ,  2G004BL18
引用特許:
審査官引用 (1件)

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