特許
J-GLOBAL ID:200903068210676316

紙幣重なり枚数判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-181159
公開番号(公開出願番号):特開平9-035111
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【目的】紙幣自身の厚さのばらつきにより、紙幣が複数枚重なった時、重なり枚数の判別が不能となることを防止することにある。【構成】入金時に一時貯留部およびリサイクルボックスへスタックした紙幣の厚さを紙幣厚記憶部に格納しておく。一時貯留部およびリサイクルボックスからの紙幣繰り出し時に測定した紙幣の厚さを、紙幣厚記憶部に記憶されている紙幣厚と比較して、紙幣の重なり枚数を判定する。重なり枚数が判定できなかった時は、紙幣を紙幣厚判定不能紙幣貯留部に一端スタックし、再度搬送して紙幣厚を測定する。
請求項(抜粋):
紙幣入金口へ入金する紙幣を投入すると、鑑別部で該紙幣の金種および真偽判別を行った後、一時貯留部に入金取引が成立するまで貯留しておき、取引が成立すると、一時貯留部から再度鑑別部に送り、該鑑別部で金種を判別して金種別のリサイクルボックスに貯留し、出金時には、該リサイクルボックスから繰り出された紙幣を鑑別部で金種を判別して、紙幣出金口に出金する紙幣入出金装置において、入金時、上記一時貯留部よりリサイクルボックスへ紙幣を搬送するときに紙幣厚検出部で紙幣の厚さを測定し、測定した紙幣の厚さを紙幣厚記憶部に記憶しておき、上記一時貯留部および上記リサイクルボックスからの紙幣繰り出し時に紙幣の厚さを測定して、測定した結果が紙幣1枚の基準厚みより大きいときには、上記紙幣厚記憶部に記憶されている紙幣厚と比較することにより、紙幣の重なり枚数を判定し、該紙幣の重なり枚数が判定できなかった紙幣は紙幣厚判定不能紙幣貯留部に貯留して、再度、紙幣厚判定不能紙幣貯留部から上記紙幣厚検出部に搬送して、該検出部で繰り返し紙幣厚を測定して、2枚以上の枚数が判明したならばリジェクトボックスに貯留することを特徴とする紙幣重なり枚数判定方法。

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