特許
J-GLOBAL ID:200903068212149755
皮接治療具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-024245
公開番号(公開出願番号):特開平9-215755
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 通電作用を示す皮接治療具に関し、簡略で小型軽量且つ安価なパルス発振回路と生体電池電源によって構成されるテタヌス刺激用パルス発振装置を組み込んだディスポーザブル型皮接治療具の提供を目的としている。【解決手段】 この治療具は、標準単極電位の高い金属から成る皮接物質を有する第1の導電性鉱物1と、標準単極電位のより低い半導体から成る皮接物質を有する第2の導電性鉱物2とを、互いの非皮接領域で並列接続したダイオード3及び容量4を介して電気的に接続し、1と2とを同時に皮接したものである。また更に上記治療具に導電性薬剤層5を付加し、5は有効性薬剤成分を分散させたマトリクスから成り、これを前記第1または第2の皮接物質のいずれかに接触させて配置し、5の配置してない導電性鉱物1または2と5とを同時に皮接した。前記治療具の外部付加として保護抵抗6を接続し、また固体電解質10を5の配置してない第1または第2の皮接物質と皮膚との間に介在させ密着して用いる治療具も含む。
請求項(抜粋):
第1の導電性鉱物と、第2の導電性鉱物と、互いに並列接続されたダイオード及び静電容量と、から成り前記第1の導電性鉱物は、少なくとも皮接面が単一金属または合金からなる第1の皮接物質で構成され、前記第2の導電性鉱物は、少なくとも皮接面が半導体からなる第2の皮接物質で構成され、前記第1の皮接物質と前記第2の皮接物質との組み合わせは、前記第1の皮接物質の標準単極電位が前記第2の皮接物質のそれよりも高くなるように選択され、前記第1の導電性鉱物と前記第2の導電性鉱物とは、互いに近接して配置され、且つ互いの非皮接領域において、前記並列接続されたダイオード及び静電容量を介して電気的に接続され、前記ダイオードは、順方向立ち上がり電圧VFが逆方向降伏電圧VBより低く設定されている場合には前記第2の導電性鉱物側がダイオードの逆方向になるような向きに、即ち前記第1の導電性鉱物側がダイオードの順方向になるような向きに、前記静電容量と互いに並列接続されており、前記ダイオードは、VFがVBより高く設定されている場合には前記第2の導電性鉱物側ダイオードの順方向になるような向きに、即ち前記第1の導電性鉱物1側がダイオードの逆方向になるような向きに、前記静電容量と互いに並列に接続されており、前記第1の導電性鉱物と前記第2の導電性鉱物とは、同時に皮接して用いられる皮接治療具。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平3-016573
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特開昭63-283652
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特開平2-124176
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