特許
J-GLOBAL ID:200903068212475679

集積回路の配線方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217297
公開番号(公開出願番号):特開平8-083847
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 集積回路の金属線を最適な幅を用いて論理素子間の配線を行う集積回路配線方法及びその装置を提供することである。【構成】 集積回路のレイアウトを行う集積回路配線装置において、仮配線されたレイアウト内の所定幅の配線について、伝搬遅延により配線幅の最適値を求め、幅を変更する配線を抽出する配線幅変更手段と、伝搬遅延により論理素子のゲートサイズを変更し、論理素子の重なりを除去するゲートサイズ変更手段と、前記最適な配線幅にて前記配線経路を求める詳細配線手段と、この詳細配線手段にて変更された配線の幅を再算出する配線幅再算出手段と、この配線幅再算出手段にて算出された配線の幅に他の配線と接触しない範囲で配線の幅を変更する配線幅決定手段とを具備してある。【効果】 様々な金属線幅を使用した配線の経路を効率よく探索する事が可能となり、伝搬遅延、消費電力、エレクトロマイグレーションの発生を抑えた集積回路を実現する事が可能となる。
請求項(抜粋):
集積回路のレイアウトを行う集積回路配線方法において、仮配線されたレイアウト内の配線の幅を、この配線に発生する伝搬遅延に基づいて変更し、この変更された配線のうち、幅を太くした前記配線は配線幅の太い順に配線経路を決定し、幅を細くした前記配線は細い順に配線経路の決定を行うことを特徴とする集積回路の配線方法。

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