特許
J-GLOBAL ID:200903068214749776

固体電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-121975
公開番号(公開出願番号):特開平6-310164
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】大面積型で割れがなく信頼性に優れる固体電解質型燃料電池を得る。【構成】金属製のセパレータ1に複数の重合部4を配置し、この重合部4と単セル8を交互に重合して電池スタックを得る。重合部4は燃料ガス供給孔6と空気供給孔7を中央部に有し、これらの周囲に空気通流孔2を形成するためのリブ3が同心円状に形成される。リブにはスリット15,16があり、空気を重合部の空気通流溝2に通流させる。単セルは第一の電極である基体21の中央部を燃料ガス供給孔9と空気供給孔10が貫通し、基体21の一方の主面に固体電解質体19と第二の電極20が積層される。基体の他の主面には反応ガス供給孔9,10の周囲にリブ12が同心円状に形成される。リブ12にはスリット17,18があり、燃料ガスを基体の燃料ガス通流溝11に通流させる。
請求項(抜粋):
大面積型の固体電解質型燃料電池であって、(1)単セルと、(2)セパレータとを包含し、単セルは第一の電極である基体と、固体電解質体と、第二の電極を有し、基体は燃料ガス供給孔および酸化剤ガス供給孔並びにリブおよび第一と第二のスリットからなり、基体の燃料ガス供給孔および基体の酸化剤ガス供給孔は基体の中央部を貫通し、基体のリブは基体の一つの主面上であって基体の前記二つの反応ガス供給孔の周囲に設けられて反応ガス通流溝を形成し、基体の他の主面上には固体電解質体と、第二の電極が積層され、第一のスリットは基体の前記二つの反応ガス供給孔が形成する燃料ガス供給マニホルドと酸化剤ガス供給マニホルドの内の第一の反応ガス供給マニホルドと基体の前記反応ガス通流溝とを相互に連接し、第二のスリットは第一のスリットを通過した第一の反応ガスを基板の前記反応ガス通流溝の周辺部に導いて排出し、セパレータは主面上に重合部が配置された金属板状体であり、重合部は燃料ガス供給孔および酸化剤ガス供給孔並びにリブおよび第三と第四のスリットからなり、重合部の燃料ガス供給孔および重合部の酸化剤ガス供給孔は重合部の中央部を貫通し、重合部のリブは金属板状体の一つの主面上であって重合部の前記二つの反応ガス供給孔の周囲に設けられて反応ガス通流溝を形成し、第三のスリットは重合部の前記二つの反応ガス供給孔が形成する燃料ガス供給マニホルドと酸化剤ガス供給マニホルドの内の第二の反応ガス供給マニホルドとセパレータの前記反応ガス通流溝とを相互に連接し、第四のスリットは第三のスリットを通過した第二の反応ガスをセパレータの前記反応ガス通流溝の周辺部に導いて排出し、単セルとセパレータの重合部とはそれぞれの燃料ガス供給孔と酸化剤ガス供給孔とを相互に一致させて反応ガス供給マニホルドを形成しながら交互に重合されるものであることを特徴とする固体電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/24 ,  H01M 8/12

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