特許
J-GLOBAL ID:200903068226284990

炭酸ジメチル及びエチレングリコールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤野 牧子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-209268
公開番号(公開出願番号):特開平10-036297
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 所定触媒の存在下に炭酸エチレンとメタノールを原料としてエステル交換反応により炭酸ジメチルとエチレングリコールを製造する。【解決手段】 (1)記接触反応域からの流出分を、炭酸ジメチルを主成分とする第1留分と、エチレングリコールを主成分とする第2留分とに分離する第1工程、(2)前記第1留分からジメチルエーテルを分離回収する第2工程、(3)前記第2工程の留出分から炭酸ジメチルを分離回収すると共に、メタノールを分離して前記接触反応域に循環する第1循環系を形成する第3工程、(4)前記第2留分をエチレングリコール富化留分と、ジエチレングリコール及びトリエチレングリコールを含む炭酸エチレン富化留分とに分離する第4工程、(5)前記炭酸エチレン富化留分からジエチレングリコール及びトリエチレングリコールを分離回収し炭酸エチレン高富化留分となして前記接触反応域に循環することを特徴とする製造方法。
請求項(抜粋):
炭酸エチレン及びメタノールの接触転化反応によりエステル交換させて炭酸ジメチル及びエチレングリコールを製造する方法において、(1)前記接触反応域からの流出分を、炭酸ジメチルを主成分としメタノール、ジメチルエーテル、メチルエーテルグリコールを含む第1留分と、エチレングリコールを主成分とし炭酸エチレン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコールを含む第2留分とに分離する第1工程、(2)前記第1留分からジメチルエーテルを分離する第2工程、(3)前記第2工程の流出分から炭酸ジメチルを分離回収すると共に、メタノールを分離して前記接触反応域に循環する第1循環系を形成する第3工程、(4)前記第2留分をエチレングリコール富化留分と、ジエチレングリコール及びトリエチレングリコールを含む炭酸エチレン富化留分とに分離する第4工程、(5)前記炭酸エチレン富化留分からジエチレングリコール及びトリエチレングリコールを分離回収し炭酸エチレン高富化留分となして前記接触反応域に循環する第2循環系を形成する第5工程を有することを特徴とする炭酸ジメチル及びエチレングリコールの製造方法。
IPC (7件):
C07C 27/00 330 ,  C07C 27/02 ,  C07C 31/20 ,  C07C 68/06 ,  C07C 68/08 ,  C07C 69/96 ,  C07B 61/00 300
FI (7件):
C07C 27/00 330 ,  C07C 27/02 ,  C07C 31/20 A ,  C07C 68/06 A ,  C07C 68/08 ,  C07C 69/96 Z ,  C07B 61/00 300

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