特許
J-GLOBAL ID:200903068227011610

減衰力可変ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-062301
公開番号(公開出願番号):特開2009-133472
出願日: 2008年03月12日
公開日(公表日): 2009年06月18日
要約:
【課題】 MRFを用いた可変減衰力ダンパに於いて、電流を通電しないときの減衰力を小さくすることにより、車両の乗り心地性能を向上させる。【解決手段】 ピストン16の外周側部分に環状のインナヨーク26及びアウタヨーク40を所定の間隙をもって同軸的に対峙するように設け、両ヨーク間に形成される空隙41をMRFが流通するようにする。インナヨークの外周に凹設された環状溝28内にコイル30を配置し、コイルに選択的に通電することにより、空隙41を横切る磁束を発生させ、空隙を通過するMRFに対する流路抵抗を制御する。インナヨークの、環状溝の外周部側には、コイルの外周に向けてオーバハングするような軸線方向延出部31を設ける。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
磁性流体または磁気粘性流体が充填されるとともに車体側部材と車輪側部材とのどちらか一方に連結されたシリンダと、前記シリンダを一側液室と他側液室とに区画するとともに前記磁性流体または磁気粘性流体を当該一側液室と他側液室との間で流通させる流路が形成されたピストンと、前記車体側部材と車輪側部材とのどちらか他方を当該ピストンに連結するピストンロッドとを有し、前記流路を通過する前記磁性流体または前記磁気粘性流体に磁界を印加することで減衰力が制御される減衰力可変式ダンパであって、 前記ピストンは、 前記ピストンの外周側部分を形成するアウタヨークと、 前記アウタヨークの内側に所定の間隙をもって設置され、当該アウタヨークとの間に前記流路を画成するインナヨークと、 前記インナヨークに保持され、前記磁界の形成に供されるコイルとを備え、 前記コイルが、前記インナヨークの外周に凹設された環状溝内に受容され、かつ前記インナヨークが、前記コイルの外周に向けてオーバハングするように、前記環状溝の外周部側にて軸線方向延出部を有することを特徴とする減衰力可変ダンパ。
IPC (2件):
F16F 9/53 ,  F16F 9/32
FI (2件):
F16F9/53 ,  F16F9/32 L
Fターム (5件):
3J069AA53 ,  3J069CC13 ,  3J069DD25 ,  3J069EE03 ,  3J069EE62
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 米国特許6,260,675号公報
  • 米国特許6,637,556号公報
  • 米国特許6,318,519号公報
審査官引用 (3件)
  • 可変振動装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-504224   出願人:ロードコーポレーション
  • 特公昭34-005002
  • 特公昭34-005002

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