特許
J-GLOBAL ID:200903068227903030

通信端末および通信ネットワーク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 前田 実 ,  山形 洋一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-380814
公開番号(公開出願番号):特開2005-150788
出願日: 2003年11月11日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】 安定した通信を確保できるとともに、無線の干渉を抑制でき、かつネットワーク資源を有効活用できる通信端末および通信ネットワークを提供する。【解決手段】 ソース端末Sとデスティネーション端末Dの通信空間を、これら端末の間に位置する中間端末Mからのホップ数に従って、パッシブゾーンPZと、このパッシブゾーンPZの外周のアクティブゾーンAZに分割する。そして、ゾーンPZに属する端末では、シングルパスルーティングでデータパケットを中継送信させ、ゾーンAZに属する端末では、マルチパスルーティングでデータパケットを中継送信させることによって、ゾーンPZ内の端末によって、端末Sと端末Dの間に電波干渉が起こらないメインパスとしてのシングルパスを構築してやり、ゾーンAZ内の端末によって、上記シングルパスと干渉しない範囲に、上記メインパスのバックアップパスとしての迂回マルチパスを構築する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
ソース端末とデスティネーション端末の通信空間を複数の領域に分割し、それぞれの分割領域で互いに異なるルーティング制御をする通信ネットワークを構成する通信端末であって、 通信ネットワークを構成する他の通信端末との間でパケットの送受信をする通信手段と、 自端末がソース端末であるときに、自端末と上記デスティネーション端末の間に位置する1つ以上の端末を中間端末として選定する中間端末選定手段と、 上記それぞれの分割領域について、上記選定された中間端末からのホップ数範囲を設定する領域設定手段と、 上記ホップ数範囲と、自端末のIDおよび上記デスティネーション端末のIDからなる中継すべき2つの端末のIDとを付加したアサインパケットを生成し、このアサインパケットを上記通信手段から上記選定された中間端末に送信させる第1のパケット生成手段と、 上記通信手段で受信されたパケットが、自端末を中間端末としてアサインするアサインパケットであるか、自端末の属する分割領域を判定させる領域制御パケットであるか、データパケットであるかを解析する第1の解析手段と、 上記通信手段で受信されたパケットが、自端末を中間端末としてアサインするアサインパケットであるときに、このアサインパケットから、中継すべき2つの端末のIDと、上記それぞれの分割領域についての自端末からのホップ数範囲とを解析する第2の解析手段と、 上記アサインパケットから解析された上記中継すべき2つの端末のIDおよび上記ホップ数範囲を付加した領域制御パケットを生成し、この領域制御パケットを自端末からのホップ数が上記ホップ数範囲のいずれかに入る全ての端末に上記通信手段から送信させる第2のパケット生成手段と、 中継すべき2つの端末について自端末が属する分割領域を保持している領域記憶手段と、 上記通信手段で受信されたパケットが自端末の属する分割領域を判定させる領域制御パケットであるときに、この領域制御パケットから、中継すべき2つの端末のIDと、上記それぞれの分割領域についてのホップ数範囲とを解析する第3の解析手段と、 上記領域制御パケットを送信した中間端末から自端末までのホップ数がいずれのホップ数範囲に入るかに従って自端末が属する分割領域を判定し、上記領域制御パケットから解析された中継すべき2つの端末のIDと上記判定した自端末が属する分割領域とを上記領域記憶手段に保持させる領域判定手段と、 上記通信手段で受信されたパケットがデータパケットであるときに、このデータパケットから、中継すべき2つの端末のIDを解析する第4の解析手段と、 上記データパケットから解析された中継すべき2つの端末について上記領域記憶手段に手段に保持されている自端末が属する領域に応じたルーティング手法を判定し、そのルーティング手法で上記データパケットを上記通信手段から中継送信するルーティング設定手段と を備えた ことを特徴とする通信端末。
IPC (1件):
H04L12/28
FI (1件):
H04L12/28 307
Fターム (5件):
5K033AA05 ,  5K033DA17 ,  5K033DB16 ,  5K033DB18 ,  5K033EC03
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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