特許
J-GLOBAL ID:200903068228867232

シャッター装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-156090
公開番号(公開出願番号):特開平9-005824
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は実公昭45-26780号公報及び特願平5-198213号等で提案されている複式シャッター装置の改良を目的とする。【構成】 αは第一シャッターの開口曲線、βは第二シャッターの開口曲線、斜線部は撮影露光時の開口面積、p1及びp2は第一及び第二シャッターがそれぞれピンホールになる時刻、a1は第一シャッターの羽根が所定位置の第一検出手段により検出される時刻、a2は第二シャッターの羽根が所定位置の第二検出手段により検出される時刻、t1及びt2はそれぞれ第一及び第二シャッターの個々の機械的特性等により決まる時間。本発明の装置では、t1及びt2を記憶手段に記憶させておき、該検出手段により得られた時間t0(タイマーで検出)と(t1-t2)とを比較して(t0-t1+t2)>0ならば閉じ切り事故が発生していないと判定する。
請求項(抜粋):
レンズ開口を閉じる第一位置と該レンズ開口を形成する第二位置とに移動可能なセクタから成る第一セクタ装置及び第二セクタ装置とを有して成り、シャッターレリーズ動作に応じて該第一セクタ装置のセクタを該第一位置から該第二位置へ駆動する一方、該第二セクタ装置のセクタを該第二位置から該第一位置へ駆動する手段を有している光学機器のシャッター装置において、該第一セクタ装置の該セクタが該第一位置から該第二位置へ駆動される過程でレンズ開口を閉じる位置内の所定位置に来たことを検出する第一検出手段と、該第二セクタ装置の該セクタが該第二位置から該第一位置へ駆動される過程で該レンズ開口を形成する位置内の所定位置に来たことを検出する第二検出手段と、該第一検出手段が該第一セクタ装置の該セクタを検出した時点から該第二検出手段が該第二セクタ装置の該セクタを検出した時点までの時間をカウントする計時手段と、基準値を記憶する記憶手段と、該計時手段によりカウントされた計時時間と該基準値とを比較する比較手段と、を有していることを特徴とする光学機器のシャッター装置。

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