特許
J-GLOBAL ID:200903068230221935

音響信号の符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-177875
公開番号(公開出願番号):特開2001-005450
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】【課題】 一般の音響信号をMIDIデータを用いて高い品質をもって符号化する。【解決手段】 符号化対象となる音響信号をデジタル音響データとして取り込む。時間軸上に複数の単位区間d1〜d5を設定し、各単位区間ごとの区間信号についての符号化を行う。予め複数通りの周波数について、正弦関数と余弦関数とを用意しておき、全関数について、区間信号との相関値A,Bを求め、その二乗和平方根値を求める。二乗和平方根値が大きな順に、3通りの周波数を代表周波数として選出し、相関値A,Bの比率に基づき位相角θを求める。3通りの代表周波数に応じた音程をもった音符をトラックT1〜T3に収容する。各音符には、二乗和平方根値に応じた振幅強度eと位相角θの情報が付加される。
請求項(抜粋):
時系列の強度信号として与えられる音響信号を符号化するための符号化方法であって、符号化対象となる音響信号を、デジタルの音響データとして取り込む入力段階と、前記音響データの時間軸上に複数の単位区間を設定する区間設定段階と、複数通りの周波数を設定し、各設定周波数のそれぞれについて、互いに位相が異なる一対の周期関数を定義する周期関数定義段階と、個々の単位区間内の音響データと前記各周期関数との相関値を計算し、各設定周波数のそれぞれについて、一対の周期関数に対する総合的な相関が所定の基準以上の大きさとなる1つまたは複数の設定周波数を代表周波数として選出する代表周波数選出段階と、個々の単位区間についての各代表周波数ごとに、当該代表周波数をもった一対の周期関数について得られた一対の相関値の比率に基いて位相角を計算する位相角計算段階と、個々の単位区間について、代表周波数、当該代表周波数をもった周期関数についての相関を示す値、当該代表周波数について計算された位相角、個々の単位区間の時間軸上での位置、を示す情報を含む符号データを1つまたは複数生成し、個々の単位区間の音響データを個々の符号データによって表現する符号化段階と、を有することを特徴とする音響信号の符号化方法。
IPC (3件):
G10H 1/00 ,  G10L 19/00 ,  H03M 7/30
FI (3件):
G10H 1/00 Z ,  H03M 7/30 Z ,  G10L 9/18 E
Fターム (20件):
5D045DA11 ,  5D378KK01 ,  5D378KK07 ,  5D378QQ03 ,  5D378QQ06 ,  5J064AA01 ,  5J064BA05 ,  5J064BB12 ,  5J064BB13 ,  5J064BC02 ,  5J064BC25 ,  5J064BC27 ,  5J064BC29 ,  5J064BD03 ,  5J064BD04 ,  9A001EE04 ,  9A001GG03 ,  9A001GG05 ,  9A001HH15 ,  9A001KK43

前のページに戻る