特許
J-GLOBAL ID:200903068239001512
エアゾール式液体噴出缶
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今岡 良夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-195629
公開番号(公開出願番号):特開2003-012058
出願日: 2001年06月28日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 液体噴出のほか、液体が無くなった後のガス抜きと、そのガス抜き等のために付設させた各部材およびヘッドを金属製缶本体から外して分別廃棄することの可能なエアゾール式液体噴出缶を提案する。【解決手段】 エアゾール式缶本体1と、肩部材11と、カバー21と、ノズル付きヘッド31とからなり、ヘッド周壁下端から外方張出し板34を介して垂下する脚板35を、肩部材上板12に穿設した押込み孔19上に位置させた第1位置と、該第1位置から肩部材11を正方向へ回したとき、カバー天板22内周の押下げ板24が外方張出し板34上へ乗上げしてヘッド31を押下げする第2位置と、該第2位置から更にカバー21を正方向へ回したとき、肩部材の上板12に貫設させた係合板14上部が、カバー天板22から垂下させた押圧板25により内方へ押込みされることで係合板が傾き下端内面に付設した係合突条15が缶本体の上部外面に周設した凹溝4から外れる第3位置とを有するよう設けた。
請求項(抜粋):
頂板中央部に貫設させてステム5を上方付勢させて起立する金属製エアゾール缶本体1と、上記缶本体の上部へ、鍔状上板12外周から垂下する第1周壁13を回動可能に遊嵌させた肩部材11と、鍔状天板22外周から垂下する第2周壁23を、上記第1周壁13外面へ回動可能に嵌合させたカバー21と、上記カバーの天板22内周が形成する開口内へ、周壁33下端部を挿入させて、上記ステム5へ嵌合させたノズル付きヘッド31とを有し、ヘッド周壁33下端の数箇所から外方張出し板34を介して脚板35を垂設して、該脚板を上記上板12の中径部に穿設した押込み孔19上方へ位置させると共に、上板12の大径部に数箇の係合板14を貫設して該係合板下端に付設した係合突条15を、上記エアゾール缶本体の上部外面に周設した凹溝4内へ係合させ、又カバー天板22の下面内周からは押下げ板24を、かつ天板の中径部からは押圧板25を、それぞれ垂設させ、上記脚板35が押込み孔19上方にある位置をヘッド31と肩部材11との各第1位置に、該第1位置からヘッドおよび肩部材に対してカバー21を正方向へ回動させることで押下げ板24が張出し板34上へ乗上げてヘッドおよびステム5を押下げた位置を第2位置に、更に該第2位置からヘッドおよび肩部材に対してカバー21を更に正方向へ回して押圧板25を係合板14の上半部外面へ圧接させることで天板22との連結部を中心として係合板上部が内方へ、かつ下部が外方へ、それぞれ傾斜した位置を第3位置となし、上記第1位置からヘッド31を押下げたとき、又第2位置にあっては、ステム5およびノズル32を通って缶本体内液体が噴出すると共に、第3位置では係合突条15が凹溝4内から外れて、肩部材、カバー、ヘッドを共に缶本体から取外し可能に形成したことを特徴とするエアゾール式液体噴出缶。
IPC (4件):
B65D 83/14 BRL
, B65D 83/14 BSF
, B05B 9/04
, B65D 83/36 BSF
FI (3件):
B05B 9/04
, B65D 83/14 BRL F
, B65D 83/14 BSF
Fターム (8件):
3E014PA01
, 3E014PC02
, 3E014PD01
, 3E014PE23
, 3E014PF03
, 3E014PF04
, 4F033RA02
, 4F033RC15
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