特許
J-GLOBAL ID:200903068239627683

ラジアルタイヤの製造方法及びそれに用いるブラダー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-152075
公開番号(公開出願番号):特開平9-001692
出願日: 1995年06月19日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 タイヤサイド部のカーカス形状が内外に突出し実質的に波打ったような複雑な形状を持つラジアルタイヤを精度良く正確に製造する方法及びそれに用いる汎用性のあるブラダーを提供する。【構成】 サイド部6のカーカス5の形状が内外に突出し波打ったような複雑な形状を持つラジアルタイヤを製造する方法であって、これに用いるブラダー3の剛性をD=1/9×M×t3×L/ΔLで表し、Mをそのブラダーに使用するゴムのモジュラス、tをそのブラダー3の厚さ、ブラダー3がΔLだけ伸ばされたときのブラダー3の長さをLとしたときに、加硫成型時のブラダー3の剛性Dの値を0.022以下0.013(kgf・cm)以上とする。
請求項(抜粋):
一対のビード部にまたがってトロイド状をなすラジアル配列のコードプライからなるカーカスの少なくとも一枚のコードプライの側端部分をビードコアの周りでタイヤ内側から外側に向けて巻き上げ、複数枚のコード配列層からなるベルトを前記カーカスのクラウン部の外周側に配設して構成したグリーンタイヤの内面にブラダーを内接させてモールド内でグリーンタイヤを加硫成型してラジアルタイヤを製造するにあたり、製造されるタイヤのショルダー部付近とビード部付近との間の所要の位置と対応したモールド内面部分に、モールド内面より外側に曲率中心をおく円弧部と、この円弧部のモールド半径方向の内外に隣接してモールド内面より内側に曲率中心をおき前記円弧部に滑らかに連続するそれぞれの円弧部とで、区画されてモールドの内側へ突出しモールド周方向に連続してのびる少なくとも一本の突部を設けるとともに、かつ、前記製造されるタイヤのショルダー部付近とビード部付近との間の別の所要の位置と対応したモールド内面部分に、モールド内面より内側に曲率中心をおく円弧部と、この円弧部のモールド半径方向の内外に隣接してモールド内面より外側に曲率中心をおき前記円弧部に滑らかに連続するそれぞれの円弧部とで、区画されてモールドの内面が窪みモールド周方向に連続してのびる少なくとも一本の窪み部を設け、このモールド内で使用する前記ブラダーの厚さを実質的に均一とし、その剛性ス、tをそのブラダーの厚さ、ブラダーがΔLだけ伸ばされたときのブラダーの長さをLとしたときに、加硫成型時のブラダーの剛性Dの値を0.022以下0.013(kgf・cm)以上とするブラダーをグリーンタイヤに内接させることを特徴とするラジアルタイヤの製造方法。
IPC (8件):
B29D 30/20 ,  B29C 33/02 ,  B29C 33/76 ,  B29C 35/02 ,  B29D 30/26 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
FI (5件):
B29D 30/20 ,  B29C 33/02 ,  B29C 33/76 ,  B29C 35/02 ,  B29D 30/26

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