特許
J-GLOBAL ID:200903068240601159

非侵襲的な生理学的評価システムおよびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松永 宣行 ,  小合 宗一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-189627
公開番号(公開出願番号):特開2008-279274
出願日: 2008年07月23日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
【課題】患者の参加を必要とせず、必要に応じていくらでも頻繁に用いることができる、頭蓋内圧を含む組織特性を評価するための非侵襲的システムを開発する。【解決手段】本発明は、超音波発生源と、超音波検出器とを含むシステムを提供する。前記超音波発生源及び超音波検出器は動作可能に電源に接続され、該電源は動作可能に機能発生器に接続され、該機能発生器は動作可能にコントローラに接続され、該コントローラは、中枢神経系標的組織部位で脳組織内の検出可能な組織変位又は検出可能な組織振動を誘発するのに十分な音響放射力を非侵襲的に適用する複数の超音波パルスの適用を制御する能力と、組織変位又は組織振動の誘発後に、前記組織変位又は組織振動と関係づけられる前記組織部位からの音響データの取得を制御する能力と、前記組織変位又は組織振動に基づいて脳組織の頭蓋内圧を計算する能力とを有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
超音波発生源と、超音波検出器とを含むシステムであって、前記超音波発生源及び超音 波検出器は動作可能に電源に接続され、該電源は動作可能に機能発生器に接続され、該機 能発生器は動作可能にコントローラに接続され、該コントローラは、データ獲得、保存及 び解析の能力を有し、前記コントローラは、中枢神経系標的組織部位で脳組織内の検出可 能な組織変位又は検出可能な組織振動を誘発するのに十分な音響放射力を非侵襲的に適用 する複数の超音波パルスの適用を制御する能力と、組織変位又は組織振動の誘発後に、前 記組織変位又は組織振動と関係づけられる前記組織部位からの音響データの取得を制御す る能力と、前記組織変位又は組織振動に基づいて脳組織の頭蓋内圧(ICP)を計算する 能力とを有し、前記コントローラは、頭蓋内圧を表示するための表示装置に動作可能に接 続される、システム。
IPC (3件):
A61B 8/08 ,  A61B 8/04 ,  A61B 5/00
FI (3件):
A61B8/08 ,  A61B8/04 ,  A61B5/00 101P
Fターム (19件):
4C117XB01 ,  4C117XD03 ,  4C117XE15 ,  4C117XE27 ,  4C117XE30 ,  4C117XE46 ,  4C117XK09 ,  4C117XR09 ,  4C601DD06 ,  4C601DD11 ,  4C601DD19 ,  4C601DD23 ,  4C601DE04 ,  4C601DE08 ,  4C601JB38 ,  4C601KK12 ,  4C601KK13 ,  4C601KK14 ,  4C601KK19
引用特許:
出願人引用 (25件)
  • 米国特許第5,903,516号明細書
  • 米国特許第6,086,533号明細書 ブリジャー(Bridger)らに付与された以下の特許文献11の米国特許は、音響伝送インピーダンス、共鳴振動数、共鳴特性、音速等のような脳と相互作用する音響信号の特性にもとづく頭蓋内圧の計測のための非侵襲的な装置および方法を開示する。100kHz未満の周波数を有する弱い音響信号が用いられる。
  • 米国特許第5,919,144号明細書 カゲヤマらに付与された以下の特許文献12の米国特許は、超音波を用いる頭蓋内圧の測定装置を開示する。頭蓋内の間質の境界での入射超音波の複数の反射によって生じた干渉反射波からのデータが周波数について解析され、前記干渉反射波の要素波(element wave)の間の時間差が計算されて、出力として提供される。説明された装置は、心拍を検出するための心電計と、電圧パルスを発生させるパルサーと、前記パルスを受信し、超音波パルスを頭蓋内に発信し、入射波のエコーを受信するための超音波プローブと、さまざまな計算を行うためのプロセッサーとを取り込んでいる。
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