特許

J-GLOBAL ID：200903068244710009

電子写真用感光体

発明者： 唐澤 昭夫 ,  伊藤 尚登 ,  小口 貴久
出願人/特許権者： 三井東圧化学株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-227029
公開番号（公開出願番号）：特開平5-066593
出願日： 1991年09月06日
公開日（公表日）： 1993年03月19日
要約：

【要約】【目的】 電子写真用感光体において、導電性支持体上の感光層に、電荷発生物質として新規なアゾ化合物、及び電荷輸送物質として特定なビフェニルアミン化合物を使用することにより、高感度でかつ反復使用に対して性能劣化しない優れた性能を有する電子写真用感光体を提供することができる。【構成】 導電性支持体上に電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する感光層を設けた電子写真用感光体において、電荷発生物質として下記一般式(I)で示されるアゾ化合物を用いると共に、電荷輸送物質として特定なビフェニルアミン化合物を用いる電子写真用感光体。(Ar:2〜4価の芳香族連結基、R1 〜R3 :H、ハロゲン、アルキル基、芳香族炭化水素基、芳香族複素環、アルコキシカルボニル基、シアノ基等、Y:H、ハロゲン、ヒドロキシ基、X:ベンゼン環と縮合して芳香族炭化水素環又は芳香族複素環を形成する有機残基、n:2〜4)

請求項（抜粋）：

導電性支持体上に、電荷発生物質と電荷輸送物質とを含有する感光層を設けた電子写真感光体において、電荷発生物質として一般式(I)(化1)【化1】(式中、Arは2〜4価の芳香族連結基を表わし、R1 、R2 、R 3は各々独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状のアルキル基、炭素数6〜15の芳香族炭化水素基、芳香族複素環、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、アリールアミノカルボニル基、ジアリールアミノカルボニル基、アルキルアリールアミノカルボニル基、シアノ基を表わし、Yは水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基を表わし、Xはベンゼン環と縮合して芳香族炭化水素環又は芳香族複素環を形成する有機残基を示し、nは2〜4の整数を表わす。)で示されるアゾ化合物を用いると共に、電荷輸送物質として一般式(II)(化2)【化2】(式中、R4 〜R11はそれぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、チオアルコキシ基、アリールオキシ基、またはハロゲン原子を示し、XはOまたはSを表わす。)で表わされるビフェニルアミノ化合物を用いることを特徴とする電子写真用感光体。

IPC (5件)：

G03G 5/06 348 ,  G03G 5/06 312 ,  G03G 5/06 315 ,  G03G 5/06 360 ,  G03G 5/06 365