特許
J-GLOBAL ID:200903068246980844
雑音成分抑圧処理装置および雑音成分抑圧処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-273306
公開番号(公開出願番号):特開2001-100800
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】計算量が少なく、突発雑音除去も可能な雑音抑圧処理を可能にする。【解決手段】複数位置で音声検出し得た受音位置別音声信号毎に周波数(f)分析しチャネル(ch)別f成分を得る手段12、各chのf成分につき所望方向外を低感度化するフィルタ(F)係数によるF処理にて話者方向の雑音(N)を抑圧し目的音声(Oa)成分を得る第1ビームフォーマ処理手段(B1)13、手段12での各chのf成分につき所望方向外を低感度化するF処理で話者音声抑圧しN成分を得る第2ビームフォーマ処理手段(B2)16、B1のF係数からN方向を推定しB2のF係数からOa方向を推定する推定手段17,18、B1において入力対象(Oj)のOaの到来方向を推定手段の推定Oa方向に応じ修正しB2においてOjのNの到来方向を推定手段の推定雑音方向に応じ修正する手段14,15、B1とB2の出力に基づきスペクトルサブトラクション(SS) 処理する手段30、手段12の出力から到来音の時間差と振幅差に応じた方向性指標Dを得る手段40、Dと手段12のOa方向とに基づきSS処理制御する手段50を持つ。
請求項(抜粋):
話者の音声を異なる2箇所以上の位置で受音してそれぞれ音声信号として出力する音声入力手段と、前記受音位置に対応する音声信号のチャネル毎に周波数分析を行ってそれぞれチャネル別の周波数成分を出力する周波数分析手段と、前記周波数分析手段の出力する複数チャネルの周波数成分を用いて適応フィルタ処理により目的の音声以外の到来雑音の抑圧処理を行い、目的音声成分の信号を出力する第1のビームフォーマ処理手段と、前記周波数分析手段の出力する複数チャネルの周波数成分を用いて適応フィルタ処理により目的の音声の抑圧処理を行って雑音成分の信号を出力する第2のビームフォーマ処理手段と、前記第1のビームフォーマ処理手段で計算されるフィルタ係数から雑音方向を推定する雑音方向推定手段と、前記第2のビームフォーマ処理手段で計算されるフィルタ係数から目的音方向を推定する目的音方向推定手段と、前記第1のビームフォーマ処理手段において入力対象とする目的音の到来方向である第1の入力方向を、前記目的音方向推定手段で推定された目的音方向に基づいて逐次修正する第1の入力方向修正手段と、前記第2のビームフォーマ処理手段において入力対象とする雑音の到来方向である第2の入力方向を、前記雑音方向推定手段で推定された雑音方向に基づいて逐次修正する第2の入力方向修正手段と、前記第1のビームフォーマ処理手段の出力と第2のビームフォーマ処理手段の出力に基づいて非線形の雑音抑圧処理であるスペクトルサブトラクション処理を行うスペクトルサブトラクション手段と、前記周波数分析手段から出力された周波数成分から到来音の時間差と振幅の差に基づいた方向性の指標を計算する方向性検出手段と、該方向性指標と前記目的音方向推定手段から出力された目的音方向とに基づいて前記スペクトルサブトラクション手段のスペクトルサブトラクション処理を制御するスペクトルサブトラクション制御手段とを具備し、目的の音声周波数成分を出力することを特徴とする雑音抑圧装置。
IPC (3件):
G10L 21/02
, G01S 3/802
, G01S 7/523
FI (3件):
G01S 3/802
, G10L 9/00 F
, G01S 7/52 D
Fターム (19件):
5J083AA05
, 5J083AB09
, 5J083AB12
, 5J083AC18
, 5J083AC29
, 5J083AD02
, 5J083AD18
, 5J083AE08
, 5J083AF01
, 5J083BC01
, 5J083BC04
, 5J083BC11
, 5J083BE45
, 5J083BE53
, 5J083BE58
, 5J083BE60
, 5J083CA10
, 9A001BB06
, 9A001HH15
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