特許
J-GLOBAL ID:200903068247227376

排ガス濃度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-267351
公開番号(公開出願番号):特開平6-117627
出願日: 1992年10月06日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、燃焼量が変化しても、空気過剰率制御と排ガスO2 濃度制御とが競合することなく、応答の速い発煙しない排ガスO2 濃度の制御を行うことにある。【構成】 温度調節手段6 、燃料流量制御系8 、空気流量制御系14を用いて加熱炉1 の燃焼制御を行う燃焼制御装置において、実測燃料流量から予め定めた関数により空気過剰率設定値を求める空気過剰率演算手段21と、この空気過剰率設定値から排ガスO2 濃度目標値を求めるO2 濃度目標値演算手段22と、このO2 濃度目標値と排ガスO2 濃度測定値との偏差に基づいて調節演算信号を求める濃度調節手段42と、この調節演算信号から比率係数を求める比率係数演算手段25と、この比率係数を用いて前記空気過剰率設定値を修正する手段26とを設け、この修正空気過剰率設定値から空気流量目標値を得る排ガス濃度制御装置である。
請求項(抜粋):
燃焼装置の検出制御量と目標値との偏差が零となるようにPIまたはPID(P:比例、I:積分、D:微分)調節演算を行って燃焼指令信号を得た後、この燃焼指令信号を燃料流量目標値として燃料流量制御系に与え、また前記燃焼指令信号を理論空気流量に変換した後、空気過剰率設定値を乗じた信号を空気流量目標値として空気流量制御系に与え、これら燃料流量目標値および空気流量目標値に基づいて前記燃料流量制御系および前記空気流量制御系がそれぞれ前記燃焼装置に供給する燃料流量および空気流量を制御する燃焼制御装置において、予め関数化または係数が設定され、燃焼負荷を表す実測燃料流量または燃料流量目標値に基づいて前記関数または係数の乗算によって空気過剰率設定値を求める空気過剰率設定値演算手段と、この空気過剰率設定値演算手段で求めた空気過剰率設定値から排ガスO2 (酸素)濃度目標値を演算する排ガスO2 (酸素)濃度目標値演算手段と、この排ガスO2 濃度目標値と前記燃焼装置の排ガスO2 濃度測定値との偏差が零となるように調節演算を実行する排ガスO2 濃度調節手段と、この排ガスO2 濃度調節手段の出力の中間近傍が係数1となる係数に変換する比率係数演算手段と、この比率係数演算手段の出力を用いて前記空気過剰率設定値演算手段から出力される前記空気過剰率設定値を修正する空気過剰率設定値修正手段とを備え、この空気過剰率設定値修正手段の出力と前記理論空気流量とから空気流量目標値を得ることを特徴とする排ガス濃度制御装置。
IPC (2件):
F23N 5/00 ,  F23N 1/02 103

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