特許
J-GLOBAL ID:200903068252104754

自動車のフットレスト構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310749
公開番号(公開出願番号):特開平8-164782
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構造で、正面からの衝突時により足とすね部とのなす角度が通常走行時より小さくなることを可及的に防止してティビィアモーメントがすね部に作用しないようにする。【構成】 車室1の前端部をフロア面2aと、斜め前方に立ち上がるトーボード面3aと、ダッシュパネル4とにより構成する。フットレスト5の下部取付け片5bを取付ボルト6でフロア面に固定する。本体5aの上部を係合手段7を介してトーボード面から後方に間隙8を隔てて支持する。係合手段をピン部材7aと支持部材7cとで構成し、支持部材に、通常時の係合状態にはピン部材の外周面に当接して支持する一方、正面からの衝突時にはトーボード面の立ち上がり変形に伴う支持部材の後方変位によりピン部材を前方に摺動させて本体5aをトーボード側に相対移動させる傾斜面7eを形成する。
請求項(抜粋):
フロア面と、このフロア面から斜め前方に立ち上がるトーボード面とにより車室の前端部が構成され、フットレストの下部が上記フロア面及びトーボード面の少なくともいずれか一方に対し固定されてなる自動車のフットレスト構造において、上記フットレストの上部とトーボード面とは係合手段を介して接続され、この係合手段は、係合状態で上記フットレストの上部をトーボード面から所定間隙だけ離した位置に支持し、かつ、正面からの衝突に伴う上記トーボード面の立ち上がり変形により上記係合状態を上記間隙が狭くなる側に解除するように構成されていることを特徴とする自動車のフットレスト構造。

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