特許
J-GLOBAL ID:200903068255403035

船体運動減衰方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 友一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190818
公開番号(公開出願番号):特開平7-017471
出願日: 1993年07月02日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 船体運動の減衰操作のための制御出力の制御係数の切換えや微調整等の作業を軽減し、船体の運動状態に適応した減衰制御ができるようにする。【構成】 船体に設けたフィンスタビライザー、タブを操作駆動対象とし、船体のピッチ軸およびロール軸の変位角度および角速度の検出センサによる検出信号をもとに船体運動を減衰させる場合、前記検出センサによる角度および角速度の検出と並行して変位角度の周期を算出する。この平均周期とともに角度信号および角速度信号をファジイ制御則に取込んで予め設定したルールに基づいて推論して指令出力をなす。前記角度信号の実効値をファジイ制御則に取込んで予め設定したルールに基づいて前記推論指令出力の利得を推論出力して調整する。次いで実効値の大小と船速および動作角度実効値をファジイ制御則に取込んでトータルゲインを調整して各操作対象への操作信号を出力する。
請求項(抜粋):
船体に設けたフィンスタビライザーやタブを操作駆動対象とし、船体のピッチ軸およびロール軸の変位角度および角速度の検出センサによる検出信号をもとに船体運動を減衰駆動させるための方法であって、前記検出センサによる角度および角速度の検出と並行して変位角度の周期を算出し、この平均周期とともに角度信号および角速度信号をファジイ制御則に取込んで予め設定したルールに基づいて指令出力を推論し、前記角度信号および角速度信号の実効値をファジイ制御則に取込んで予め設定したルールに基づいて前記推論指令出力の利得を推論出力して調整し、次いで実効値の大小と船速および動作角度実効値をファジイ制御則に取込んでトータルゲインを調整して各操作対象への操作信号を出力することを特徴とする船体運動減衰方法。

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