特許
J-GLOBAL ID:200903068267834325

光学式ロータリエンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-310668
公開番号(公開出願番号):特開平7-159200
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 光学式ロータリエンコーダに関し、スリット板上にZ相用スリットを設けないで、Z相信号を出力する小形のエンコーダの提供を目的とする。【構成】 光を放射する投光器(1)、投光器の光放射側に位置し投光器の放射光を通過または遮断する複数のスリットを設けたスリット板(2)、投光器から放射されスリット板を通過した光を受光して電気信号に変換する受光素子(3)を有し、結合したモータの回転軸の回転角度を検出するA/B相用スリットとモータの磁極の位置に対応するモータの回転軸の回転角度を検出するC相用スリットを備えたスリット板と、C相用スリットに対し電気角22.5°離れて配置した投光器と、その投光器に対応する受光素子と、その受光素子の出力信号を受け基準となるモータの回転軸の回転角度を検出するZ相信号を出力するZ相信号出力回路(4)と、から構成する。
請求項(抜粋):
光を放射する投光器(1)と、該投光器(1)の光放射側に位置し該投光器(1)の放射光を通過または遮断する複数のスリットを設けたスリット板(2)と、前記投光器(1)から放射され前記スリット板(2)を通過した光を受光して電気信号に変換する受光素子(3)とからなる、モータの回転軸に結合した光学式ロータリエンコーダにおいて、前記スリット板(2)は、前記モータの回転軸の回転角度を検出するためのA/B相用スリットと、前記モータの磁極の位置に相当する前記モータの回転軸の回転角度を検出するためのC相用スリットとを有すると共に、前記C相用スリットの内、何れのスリットも光を通過させないタイミングをもつよう配列したスリットにより構成し、前記投光器(1)は、前記A/B相用スリットへ光を放射するA/B相用投光器と、前記C相用スリットへ光を放射するC相用投光器と、および前記C相用投光器から電気角で略22.5°離れて配置されるZ相用投光器とから構成し、前記受光素子(3)は、前記A/B相用投光器から放射された光を受光するA/B相用受光素子と、前記C相用投光器から放射された光を受光するC相用受光素子と、および前記Z相用投光器から放射された光を受光するZ相用受光素子とから構成し、さらに、前記投光器(1)から放射され、前記C相用受光素子の出力信号を受け、前記モータの回転軸の基準となる回転角度を検出しZ相信号として出力するZ相信号出力回路(4)を、備えたことを特徴とする光学式ロータリエンコーダ。

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