特許
J-GLOBAL ID:200903068278800600

磁気共鳴画像化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沢田 雅男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-185589
公開番号(公開出願番号):特開平6-054827
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 渦電流の影響及びRFパルスの位相歪等の妨害を補助コイル等を設けずに低減させた磁気共鳴画像化方法及び装置を提供する。【構成】 MRI装置においては、スイッチされる勾配磁場がスライス選択(231〜234)、位相符号化(241〜243、241'〜242')及び読出勾配(252〜253)の形で印加される。これら勾配磁場のスイッチは当該装置の金属部分に渦電流を生じさせる。このような渦電流は印加された磁場を妨害し、これにより被検物体の歳差運動するスピンの位相を変化させ、再生画像の欠陥の原因となる。他の妨害はRF増幅器の位相歪である。励起パルス(221)と最初の再フォーカスRFパルス(222)との間の勾配(251、231')を変更し、及び/叉はRFパルスの位相を変化させるこにより、これら妨害を大幅に補償することができる。上記勾配の大きさは準備シーケンス(121〜173)におけるスピン・エコー信号(162、163)の時間位置及び相対位相を測定することにより調整される。
請求項(抜粋):
略一様な静止主磁場内に置かれた物体(7)を画像化する磁気共鳴画像化方法であって、前記物体の少なくとも一部における核双極子モーメントを励起するための無線周波(RF)パルス(21)を印加し、前記励起された一部において位置依存性の磁気共鳴信号(62〜66)を発生させるために、前記励起RFパルスに続いて複数の再フォーカスRFパルス(22〜26)と、スイッチされた勾配磁場(31〜36、42〜46、51〜56)とを印加する、過程を有する少なくとも一つの測定シーケンスを含む方法において、励起RFパルス(121)と、再フォーカスRFパルス(122〜123)と、スイッチされる勾配磁場(131〜133、151〜153)を有する準備シーケンスを印加すると共に、この準備シーケンスにおいて発生される磁気共鳴信号(162〜163)を測定し、測定シーケンスにおいては、最初の再フォーカスRFパルス(222)までの初期段階と、この初期段階に続く収集段階とを、前記準備シーケンスにおいて測定された磁気共鳴信号(162〜163)から決定されるパラメータに基づいて相互に調整する、ことを特徴とする磁気共鳴画像化方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (4件):
A61B 5/05 370 ,  A61B 5/05 312 ,  A61B 5/05 341 ,  G01N 24/08 Y
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-280935
  • 特開昭64-086959
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-280935
  • 特開昭64-086959

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