特許
J-GLOBAL ID:200903068284366742
メモリカード管理方式
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-244766
公開番号(公開出願番号):特開平6-095979
出願日: 1992年09月14日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 管理情報の異常によるデータの読み出し不良領域をなくす。【構成】 バイト書換型もしくは各ビットを書換可能なEEPROM30には、データ領域を形成するEEPROM40の管理のための管理情報が格納される。この管理情報にはその書き換えが行われる際に、最初に記録を介しすることを示す記録開始フラグが記録され、この後に最初の管理情報、たとえばデータ領域の概略の使用状況を示すヘッダ情報が書き込まれ、次いでデータごとのたとえばパケット識別情報が記録される。この際、識別情報には異常検出用の異常検出ビットにエラーを示す値が書き込まれ、この後にパケットの配置関係等を示すMAT 情報が記録される。このMAT 情報の上位5ビットには連番等の識別コードが記録される。この後、データがEEPROM40に記録され、記録が終了すると、異常検出ビットが「0」 に戻されかつ記録開始フラグが解除される。この結果、記録開始フラグ、異常検出フラグおよび識別コードの状態をチェックすることにより、管理情報のいずれが異常であるかを確認することができる。
請求項(抜粋):
ホスト装置に着脱自在なメモリカードへのデータの記録再生を管理するメモリカード管理方式において、前記メモリカードは、データを管理するための管理情報が記録される管理領域を含み、該管理領域には、少なくともデータ領域の使用状態を示すヘッダ領域と、それぞれのデータの読出しまたは書込み形態を示すデータ識別領域と、データ間の連鎖状態を示すデータ配置情報領域とを含み、前記ホスト装置は、前記メモリカードにデータを記録する際に、前記ヘッダ領域に記録を開始することを示す記録開始フラグを書き込んだ後に、前記ヘッダ領域の実質的な内容を書き込み、該ヘッダ領域の書き込みの後に、前記データ識別領域に異常検出用の異常検出フラグを含むデータ識別情報を書き込み、該データ識別情報の後に、前記データ配置情報領域にその情報の正常性を示す識別コードが含まれたデータ配置情報を記録し、該管理領域が正常に書き込まれた後にデータを記録して、該データの記録の後に前記異常検出フラグを解除し、さらに前記記録開始フラグを解除してメモリカードへのデータ記録を行っていくことを特徴とするメモリカード管理方式。
引用特許:
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