特許
J-GLOBAL ID:200903068290714779

スピーカ装置および音響再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-340357
公開番号(公開出願番号):特開2004-179711
出願日: 2002年11月25日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】アレースピーカからビーム状の指向性を持って放射された音波が、壁に反射された後にリスナに到達するようにされる場合においても、リスナに対して適当な音像定位方向に音像定位させることができるようにする。【解決手段】一つの音声信号から、アレースピーカから、壁に反射された後にリスナに到達するようにされる反射波を放射するようにするための第1のスピーカユニットの駆動信号と、直接にリスナに到達するようにされる直接波を放射するようにするための第2のスピーカユニットの駆動信号とを生成する。遅延手段により、反射波と、直接波とのリスナへの到達時間の差を時間調整する。時間調整された第1のスピーカユニットの駆動信号と、第2のスピーカユニットの駆動信号とを、同じスピーカユニットに供給する信号同士を合成して、それぞれのスピーカユニットに供給する。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
複数個のスピーカユニットで構成されるアレースピーカと、 入力音声信号を受けて、前記アレースピーカの前記複数個のスピーカユニットに供給する第1の複数のユニット駆動信号を生成するものであって、前記第1の複数のユニット駆動信号が前記複数個のスピーカユニットに供給されることによって前記アレースピーカから放射される音波の指向性の主軸の方向を第1の方向とするように、前記第1の複数のユニット駆動信号を生成する第1の指向性形成用信号生成手段と、 前記入力音声信号を受けて、前記アレースピーカの前記複数個のスピーカユニットに供給する第2の複数のユニット駆動信号を生成するものであって、前記第2の複数のユニット駆動信号が前記複数個のスピーカユニットに供給されることによって前記アレースピーカから放射される音波の指向性の主軸の方向を第1の方向とは異なる第2の方向とするように、前記第2の複数のユニット駆動信号を生成する第2の指向性形成用信号生成手段と、 少なくとも前記第1の指向性形成用信号生成手段の入力側または出力側あるいは前記第2の指向性形成用信号生成手段の入力側または出力側のいずれかに設けられ、前記アレースピーカから前記第1の方向を指向性の主軸の方向として放射される音波がリスナに到達する時間と、前記アレースピーカから前記第2の方向を指向性の主軸の方向として放射される音波がリスナに到達する時間との差を調整するための遅延手段と、 を備え、前記遅延手段により時間調整された前記第1の複数のユニット駆動信号と前記第2の複数のユニット駆動信号とを、同じスピーカユニットに供給する信号同士を合成して、それぞれのスピーカユニットに供給するようにする ことを特徴とするスピーカ装置。
IPC (4件):
H04R1/40 ,  H04R3/12 ,  H04R5/02 ,  H04S5/02
FI (4件):
H04R1/40 310 ,  H04R3/12 Z ,  H04R5/02 H ,  H04S5/02 P
Fターム (3件):
5D018AF22 ,  5D020AD01 ,  5D062BB20
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • スピーカ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-001321   出願人:パイオニア株式会社
  • 特開昭63-311900
審査官引用 (2件)
  • スピーカ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-001321   出願人:パイオニア株式会社
  • 特開昭63-311900

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