特許
J-GLOBAL ID:200903068296097917

自動周波数制御装置およびスペクトル拡散受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-339693
公開番号(公開出願番号):特開2002-152082
出願日: 2000年11月07日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 回路規模を大きくすることなくかつ高精度に局部搬送波の周波数同期を実行可能な自動周波数制御装置を得ること。【解決手段】 準同期検波出力である複素スペクトル拡散信号と拡散符号との相関演算により複素相関信号を出力する複素相関算出部11と、複素相関信号に基づいて前記複素スペクトル拡散信号をサンプリングするためのサンプルクロックと拡散符号の繰返し周期に同期したデータクロックとを生成する符号同期部12と、N個に分岐された複素相関信号の各並列送信信号に対する相関ピーク値の発生タイミングが揃うように遅延補正を行う遅延補正部13-1〜13-Nと、データクロックを用いて前記相関ピーク値をラッチするラッチ部14-1〜14-Nと、ラッチ後の各信号に基づいて合成周波数誤差信号を生成する合成周波数誤差信号生成部18と、を備え、合成周波数誤差信号に基づいて局部搬送波の周波数オフセットを補正する。
請求項(抜粋):
タイミングオフセット多重化が実施されている送信SS(スペクトル拡散)信号を受け取るスペクトル拡散受信装置に用いられる自動周波数制御装置において、受信SS信号に、互いに直交する局部搬送波を混合して複素スペクトル拡散信号を生成する準同期検波手段と、前記複素スペクトル拡散信号と拡散符号との相関演算を行い、演算結果として複素相関信号を出力する複素相関演算手段と、前記複素相関信号に基づいて、前記複素スペクトル拡散信号をサンプリングするためのサンプルクロックと、前記拡散符号の繰返し周期に同期したデータクロックと、を生成する符号同期手段と、前記複素相関信号をN個(Nは送信側における2値並列情報系列の個数)に分岐し、各2値並列情報に対する複素相関信号のピーク値の発生タイミングが揃うように遅延補正を行う遅延補正手段と、前記データクロックを用いて前記各2値並列情報に対する複素相関信号のピーク値をラッチし、複素相関ピーク信号を出力するラッチ手段と、前記各複素相関ピーク信号に基づいて合成周波数誤差信号を生成する合成周波数誤差信号生成手段と、前記合成周波数誤差信号に基づいて局部搬送波の周波数オフセットを補正する周波数補正手段と、を備えることを特徴とする自動周波数制御装置。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H03L 7/06 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04L 7/00 C ,  H04J 13/00 D ,  H03L 7/06 Z
Fターム (24件):
5J106AA03 ,  5J106BB01 ,  5J106CC03 ,  5J106CC58 ,  5J106DD42 ,  5J106DD44 ,  5J106FF02 ,  5J106GG14 ,  5J106HH01 ,  5J106JJ07 ,  5J106KK05 ,  5J106KK39 ,  5K022EE01 ,  5K022EE36 ,  5K047AA01 ,  5K047BB01 ,  5K047BB05 ,  5K047CC01 ,  5K047GG27 ,  5K047HH15 ,  5K047JJ06 ,  5K047LL06 ,  5K047MM36 ,  5K047MM45

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