特許
J-GLOBAL ID:200903068313155748

通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310316
公開番号(公開出願番号):特開平9-153915
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】ディジタルデータを送受する通信網と、該通信網に接続された通信端末とを備えた通信システムにおいて、各ユーザがその時の通信状況に応じて自分の好みの通信品質を得られるようにした通信システムを提供する。【解決手段】通信遅延時間揺らぎ吸収バッファリング時間の上限値および下限値の登録をユーザが登録できるようにし、その範囲内で自動的に変動させる。環境設定画面を表示することにより、ユーザが容易に通信遅延時間揺らぎ吸収バッファリング時間を設定することができるようにする。
請求項(抜粋):
ディジタルデータを送受する通信網と、前記通信網に接続された通信端末とを備えた通信システムにおいて、前記通信端末は、入力装置と、入力情報を符号化する符号化処理部と、符号化された情報をパケット化して送信する送信処理部と、前記通信網からパケット情報を受信する受信処理部と、通信条件を管理して前記送信処理部および前記受信処理部に対して通信制御を行う通信制御部と、符号化された情報を復号化する復号化処理部と、復号した情報を出力する出力装置とを有し、発信側の通信端末は、前記入力装置から入力された音声データを符号化する際の符号化速度を設定する手段と、リアルタイム通信を行いたい相手である着信側の通信端末に対し、前記設定符号化速度を付してリアルタイム通信要求を発信するリアルタイム通信要求発信手段とを備え、着信側の通信端末は、受信した前記リアルタイム通信要求に応じてその発信側の通信端末との間でリアルタイム通信を行う場合、受信したリアルタイム通信要求に含まれている符号化速度にしたがって受信した符号化情報を復号化する手段を備え、発信側および着信側の通信端末はそれぞれ、前記符号化処理部において、前記設定符号化速度にしたがって符号化を行う手段と、現在時刻を入手する手段と、受信した音声パケットを前記受信処理部で符号化データに分解する手段と、受信符号化データの転送時間を計測する手段と、前記計測手段により求められた転送時間から複数の受信符号化データごとに転送時間の揺らぎを吸収するためのバッファリング時間を設定する手段と、前記バッファリング時間の最小値および最大値を示す情報をユーザが指定する手段と、前記バッファリング時間設定手段により設定されたバッファリング時間が前記ユーザ指定手段により指定された最小時間よりも小さい場合には前記最小時間分バッファリングしてから前記復号化処理部に渡す手段と、前記バッファリング時間設定手段により設定されたバッファリング時間が前記ユーザ指定手段により指定された最大値よりも大きい場合には最大時間分バッファリングしても到着しない符号化データは廃棄する手段とを備えたことを特徴とするシステム。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/28 ,  H04L 29/08
FI (3件):
H04L 11/20 102 A ,  H04L 11/00 310 D ,  H04L 13/00 307 Z

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