特許
J-GLOBAL ID:200903068329741345

直流モータの回転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-256513
公開番号(公開出願番号):特開2001-298980
出願日: 2000年08月25日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 簡単で且つスペースを占有しない構成により、ブラシ式直流モータの回転方向毎に回転速度および回転数を的確に検出し、効果的な回転制御をする。【解決手段】 直流モータ13には、回転検出用ブラシBD2a,BD2bを設け、これらにより得られる回転検出信号は、ノイズが除去され、回転検出信号選択信号に応じた一方が選択されて、比較器14に与えられる。比較器14は、回転検出信号と比較基準電圧とを比較して、回転速度に応じたパルス周期およびパルス幅のパルス列を出力する。モータ制御回路15のパルス間隔計測手段151は、比較器14の出力パルスのパルス間隔を計測して回転速度算出手段152に与え、パルス間隔に基づいてモータの回転速度を算出する。速度-電圧換算手段153は、回転速度算出手段152により算出された回転速度と目標とする回転速度に基づき、目標とする回転速度にするための駆動電圧を出力可変電源回路11に供給する。
請求項(抜粋):
回転子コイルに接続され且つ該回転子コイルと共に回転子に設けられた整流子に摺接し、直流駆動電圧を該整流子により切換えて前記回転子コイルに供給する一対の電極用ブラシを、固定子と一体的に設けた直流モータの前記回転子の回転動作を制御する回転制御装置において、前記一対の電極用ブラシとは別途に固定子側に設けられ、前記回転子の回転を検出するための一対の回転検出用ブラシと、前記一対の電極用ブラシに前記直流駆動電圧を供給して当該直流モータを駆動するモータ駆動回路と、電圧が変更可能な直流電源と、比較基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、前記一対の回転検出用ブラシからそれぞれ出力される回転検出信号のうちのいずれか一方を回転駆動方向に応じて選択する回転検出信号選択手段と、前記回転検出信号選択手段により選択された前記一対の回転検出用ブラシのうちの前記一方の回転検出用ブラシにより検出された回転検出信号に基づく電圧と前記基準電圧生成手段により生成される比較基準電圧とを比較する比較器と、前記比較器の出力に応動して前記モータ駆動回路を制御するモータ制御回路とを具備し、且つ前記モータ制御回路は、前記比較器の出力パルスのパルス間隔を計測するパルス間隔計測手段と、前記パルス間隔計測手段で計測されたパルス間隔に基づいて前記回転子の回転速度を求める回転速度算出手段と、前記回転速度算出手段で算出された回転速度と目標とする回転速度とに基づいて前記一対の電極用ブラシに供給すべき直流駆動電圧の電圧値を演算する速度-電圧換算手段と、前記速度-電圧換算手段の演算結果に基づく前記電圧値に対応する前記直流駆動電圧を前記モータ駆動回路に供給して駆動出力を制御し前記目標とする回転速度とする駆動電圧制御手段とを含むことを特徴とする直流モータの回転制御装置。
IPC (2件):
H02P 5/165 ,  H02P 5/06
FI (2件):
H02P 5/165 F ,  H02P 5/06 W
Fターム (22件):
5H571AA12 ,  5H571BB03 ,  5H571BB10 ,  5H571CC02 ,  5H571DD01 ,  5H571GG02 ,  5H571HA04 ,  5H571HA08 ,  5H571HB01 ,  5H571HC02 ,  5H571HD02 ,  5H571JJ03 ,  5H571JJ15 ,  5H571JJ16 ,  5H571JJ18 ,  5H571JJ26 ,  5H571KK06 ,  5H571LL15 ,  5H571LL23 ,  5H571LL28 ,  5H571LL32 ,  5H571LL50

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