特許
J-GLOBAL ID:200903068332591656
シールドケーブルの密封ケーブルブッシング
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 朝道
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-528886
公開番号(公開出願番号):特表平11-502697
出願日: 1996年03月20日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】ボアに挿入されるパイプ状ネジスタッド(7)と、ネジスタッドにはめ込まれるロックナツト(10)と、ネジスタッド内部を軸線方向へ摺動でき、ロックナツト(10)によって押圧される圧縮パッキング(9)によってネジスタッド(7)の環状ショルダ(13)に押圧される押え環状ディスク(8)とを有する、シールドケーブルのための、パッキング(9)を含むHFタイトなケーブルブッシングは、本発明にもとづき、ケーブルシールド(3)と1つまたは複数のケーブル素線(2)との間に挿入され、半径方向へ突出する少なくとも1つの突起(6)を内側端に有するシールドスリーブ(4)を備えている。更に、ケーブルスリーブ(4)の上にかつケーブルシールド(3)の外面にはめ込まれる圧嵌スリーブ(5)が設けてある。組込時にケーブルの若干の軸線方向可動性を確保するため、シールドスリーブ(4)およびはめ込まれた圧嵌スリーブ(5)を備えた組込ずみケーブルは、ネジスタッド(7)の内部の環状ショルダが連続の軸線方向凹み(12)を有することによって、ネジスタッド(7)に対して軸線方向へ摺動できる。電極的ノイズに対する耐性(EMV)に適性な公知のケーブルブッシングに比して、本発明には、ケーブルの加工プロセス中に、ケーブルのシールドメッシュ(3)の“ほつれ”が起こることはなく、シールドメッシュの部分が破断することはないという利点がある。なぜならば、締付時のケーブルの共転が、ネジスタッド(7)の内部のシールドスリーブ(4)の係止によって阻止される。ケーブルの組込時間は、著しく短縮される。
請求項(抜粋):
-ハウジング壁のボアに挿入されるネジスタッド(7)と、 -ネジスタッドのハウジング壁の外面のネジ山にねじ込まれるロックナツト(10)と、 -ネジスタッド内部を軸線方向へ摺動でき、ロックナット(10)によって押圧される圧縮パッキング(9)によってネジスタッド(7)の半径方向内方へ突出する環状ショルダ(13)に押圧される押え環状ディスク(8)とを有する、シールドケーブルのための密封ケーブルブッシングにおいて、 -ケーブルシールド(3)と1つまたは複数のケーブル素線(2)との間に挿入され、ケーブルシールド(3)の端面に半径方向へ突出する少なくとも1つの突起(6)を有するシールドスリーブ(4)と、 -ケーブルスリーブ(4)の上にかつケーブルシールド(3)の外面にはめ込まれる圧嵌スリーブ(5)と、 -ネジスタッド(7)の環状ショルダ(13)にシールドスリーブ(4)の少なくとも1つの突起(6)に適合するよう構成された少なくとも1つの貫通する軸線方向凹み(12)と、 を特徴とするケーブルブッシング。
IPC (2件):
FI (2件):
H02G 3/22 C
, H02G 15/02 A
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