特許
J-GLOBAL ID:200903068337324630

固体撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 清孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321405
公開番号(公開出願番号):特開平6-152856
出願日: 1992年11月06日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】 光電変換素子に発生した電荷を転送するための高密度の薄膜トランジスタを配置した固体撮像装置において、電気的な信号処理による補正のみでオフセットバラツキを少なくする。【構成】 マトリックス駆動により信号を読み取る方式の固体撮像装置の光電変換素子アレイにおいて、同一の配線形状を有する光電変換素子1群を同一のゲート駆動線Gに接続し、該光電変換素子1の端部をダミー素子8とすることにより、ゲート単位で素子群のオフセット電位を代表値としてモニタし、検出回路5から時系列に出力されるダミー信号及び実信号をそれぞれ別個にサンプリングし、両者の信号の差動補償を行なうことにより配線形状で決まるゲート固有のオフセット電位のズレを補正して光電変換素子1で発生する正味の光信号に対応する出力を得る。
請求項(抜粋):
n個から成る光電変換素子を1ブロックとしk個のブロックをライン状に配列して成る光電変換素子アレイと、各光電変換素子に接続され光電変換素子に発生した電荷を転送するため千鳥状に高密度配置されたスイッチング素子と、該スイッチング素子を駆動するゲート駆動線と、前記電荷を一定時間蓄積する容量部と、前記蓄積電荷による各電位を検出し時系列信号として出力する検出回路とを具備する固体撮像装置において、端部ブロックを構成する各光電変換素子を光学的に遮光してダミー素子とし、各ブロックの光電変換素子に接続される前記スイッチング素子は、各ブロックにおける幾何学的位置が同じもの同士が共通となるn本のゲート駆動線にそれぞれ接続し、前記検出回路の後段にダミー素子と光電変換素子からの信号をそれぞれ別個にサンプリングし両者の信号の差動補償を行なう差動補償回路を設けたことを特徴とする固体撮像装置。
IPC (3件):
H04N 1/028 ,  H01L 27/14 ,  H04N 5/335

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