特許
J-GLOBAL ID:200903068337537021

平版印刷材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-126889
公開番号(公開出願番号):特開平5-297592
出願日: 1992年04月20日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 重層銀塩拡散転写法を応用した平版印刷材料において、印刷性能の優れたものとする。【構成】 物理現像核を含む層、ハロゲン化銀乳剤層およびハレーション防止層、乳剤層に(1)等で表される硬膜剤を1種含有させる。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも物理現像核を含む層、ハロゲン化銀乳剤層およびハレーション防止層を有し、現像主薬を含有する重層銀塩拡散転写法を応用した平版印刷材料において、前記物理現像核を含む層、ハロゲン化銀乳剤層およびハレーション防止層、ならびにこれらの隣接層のうちの少なくとも1層が、下記化1、化2、化3、化4、化5、化6、化7および化8で表される硬膜剤のうちの少なくとも1種以上を含有することを特徴とする平版印刷材料。【化1】【化2】【化3】【化4】【化5】【化6】【化7】【化8】[上記化1において、L1 はカルボニル基(-CO-)またはカルボニルオキシ基(-CO-O-)を表す。R1 およびR2 は、それぞれ、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を表し、互いに同じであっても異なってもよく、R1とR2 とは互いに結合して窒素原子とともに複素環を形成してもよい。R3 は水素原子または一価の置換基を表す。X1-は陰イオンを表し、化1の化合物が分子内塩を形成するときは存在しなくてもよい。化2において、R11、R12、R13およびR14は、それぞれ、アルキル基、アラルキル基またはアリール基を表し、互いに同じであっても異なっていてもよく、R11、R12、R13およびR14のなかの任意の2つが結合して環を形成してもよい。X2 は化2の化合物が求核試薬と反応した際に脱離し得る基を表す。Y1-は陰イオンを表し、Y1-がスルホネートイオンを表すとき、X2 、R11、R12、R13またはR14と結合して分子内塩を形成してもよい。化3において、R21はアルキル基、シクロアルキル基、アルコキシアルキル基またはアラルキル基を表す。R22はアルキル基、シクロアルキル基、アルコキシアルキル基、アラルキル基または化9で表される基を表す。【化9】(化9において、R23はアルキレン基を表す。R24およびR25は、それぞれアルキル基を表し、それぞれ同じであっても異なっていてもよい。R24とR25とは互いに結合して窒素原子と共に複素環を形成してもよい。R26はアルキル基を表す。X7-は陰イオンを表し、化9の基が分子内塩を形成するとき、X7-は存在しなくてもよい。)化4において、R31はアルキル基、アリール基、またはアラルキル基を表す。R32およびR33は、それぞれ、水素原子または一価の置換基を表し、これらは、それぞれ同じであっても異なってもよい。R32とR33とが結合してピリジニウム環骨格と共に縮合環を形成してもよい。X3 は化4の化合物が求核試薬と反応した際に脱離し得る基を表す。Y2-は陰イオンを表し、化4の化合物が分子内塩を形成するとき、Y2-は存在しなくてもよい。化5において、R41およびR42は、それぞれ、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を表し、互いに同じであっても異なってもよく、R41とR42とは互いに結合して窒素原子とともに複素環を形成してもよい。R43はアルキル基、アリール基またはアラルキル基を表す。X4-は陰イオンを表す。化6において、R51はアルキル基、アリール基またはアラルキル基を表す。Z1 は含窒素複素環を完成するのに必要な非金属原子群を表す。R52は水素原子または一価の置換基を表す。X5-は陰イオンを表し、化6の化合物が分子内塩を形成するとき、X5-は存在しなくてもよい。化7において、R11およびR12は、それぞれアルキル基、アリール基またはアラルキル基を表し、これらは同じであっても異なってもいてもよく、R11とR12とは互いに結合してピペリジン環もしくはモルホリン環を完成させるのに必要な基を表す。R13は水素原子、メチル基またはエチル基を表し、R14はエチレン基または単なる結合手を表す。M1+はアルカリ金属のカチオンを表し、X6-はCl- またはBr- を表す。化8において、Rは水素原子または低級アルキル基を表し、mは1〜4の整数を表し、Zは周期表15族(5B族)もしくは16族(6B族)の非金属原子または化10で表される基を表す。【化10】(化10において、R′は炭素数が1〜4のアルキル基を表し、X- は酸アニオンを表す。)]

前のページに戻る