特許
J-GLOBAL ID:200903068341278421
筒内燃料噴射式内燃機関
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-147643
公開番号(公開出願番号):特開平10-339141
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 ピストン頂面に形成した凹状燃焼室での燃焼を促すために燃焼室に変則的な形状を付与したものでは燃焼室内での旋回流の維持のために強い吸気流動が必要となり、このための吸気ポート形状や吸気制御弁により出力や燃費性能が損なわれる。【解決手段】 ピストン1の頂面に形成する凹状燃焼室6を、その壁面の横断面形状を旋回流が減衰しにくい略円形状とする一方、その底面部を浅底部6aとこれよりも深い深底部6bにより形成し、かつ前記深底部6bは点火プラグ3に対し、旋回流の下流側に位置するように形成する。点火は浅底部6a付近でなされるため燃料不足が起こらず、良好な着火性が得られ、また深底部6bにより高負荷時であっても空気と燃料の混合を十分に行わせることができるので、低負荷から高負荷まで良好な燃焼性能が発揮される。
請求項(抜粋):
シリンダ内に燃料を噴射する噴射弁と、ピストン上面に形成した凹状燃焼室の壁面に近接した位置に突出して配置した点火プラグと、燃焼室とシリンダ内に吸気の旋回流を発生させる手段とを備えた火花点火機関において、前記凹状燃焼室は、壁面の横断面形状を略円形状とするとともに、底面部を浅底部とこれよりも深い深底部により形成し、かつ前記深底部は前記点火プラグに対し、凹状燃焼室内に発生させた旋回流の下流側に位置するように形成したことを特徴とする筒内燃料噴射式内燃機関。
IPC (4件):
F02B 23/10
, F02B 17/00
, F02B 23/08
, F02F 3/26
FI (5件):
F02B 23/10 D
, F02B 23/10 M
, F02B 17/00 F
, F02B 23/08 C
, F02F 3/26 A
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