特許
J-GLOBAL ID:200903068346267193

インバータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035977
公開番号(公開出願番号):特開平6-253593
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【構成】 負荷運転状態に応じたモータの温度上昇を監視することができて、全速度領域でモータ特性に合致したサーマル保護機能を動作させることを可能にするインバータ制御装置を提供する。【効果】 モータのサーマル保護の設定レベルについて、負荷運転時に出力電流手段の出力信号(出力電流)をモータ巻線温度上昇演算手段によって巻線温度上昇信号に変換し、さらにこの巻線温度上昇信号を積分演算手段によって時間積分し、この時間積分信号を予め設定されたモータ許容温度上昇レベルと比較してこの差が零以下になったとき、モータを保護するためにインバータの主回路素子の動作を停止または制限する。このため、負荷運転状態に応じたモータの温度上昇を監視することができるので、全速度領域でモータ特性に合致したサーマル保護機能を動作させることが可能になる。
請求項(抜粋):
負荷を駆動するインバータの出力電流を検出する出力電流検出手段を備え、この出力電流検出手段により検出した電流値からモータの巻線温度上昇を算出し、この値の時間積分値が予め設定されたレベルに達した時にサーマル保護機能を動作させるようにしたものにおいて、前記出力電流検出手段の出力信号からモータの巻線温度上昇を算出する巻線温度演算手段と、この巻線温度演算手段から出力される巻線温度上昇を時間積分する積分手段と、この積分手段から出力されるモータの温度上昇積分値を予め設定されたモータの絶縁種別の許容温度上昇値と比較する比較手段と、この比較手段の出力信号が予め設定されたレベルに達するとインバータの主回路素子の動作を停止または制限するインバータトリップ信号出力手段とを備えたことを特徴とするインバータ制御装置。

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