特許
J-GLOBAL ID:200903068349387351

溶融めつき線の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-222751
公開番号(公開出願番号):特開平5-059512
出願日: 1991年09月03日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 活性度の低い有機酸系フラックスを用いた溶融めっき法であっても、めっき層の欠陥やフラックス残渣がなく、平滑なめっき線を得る。【構成】 送り出しリール2から送り出された被めっき銅線1は、フラックスの塗布前に電解脱脂槽3に導入される。電解脱脂槽3には水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのアルカリ脱脂液4が満たされていて、被めっき銅線1を陰極として電解脱脂する。このとき、電解で発生する水素により銅の酸化膜の除去も行われる。被めっき銅線1は、水洗槽7により洗浄され、有機酸系のフラックス9を満たしたフラックス槽8に導入される。過剰のフラックス9をワイパ10で拭った後、溶融めっき槽11に導入され、溶融めっき金属12を被覆されて導出される。過剰な溶融めっき金属12はワイパ13により拭われ、めっき銅線は引き取られる。
請求項(抜粋):
被めっき線を所定の組成の溶融めっき浴に浸漬して引き上げる溶融めっき線の製造方法において、前処理として被めっき線に電解脱脂を行ってから有機酸系のフラックスを塗布し、溶融めっき浴に浸漬することを特徴とする溶融めっき線の製造方法。
IPC (4件):
C23C 2/02 ,  B05D 7/20 ,  C23C 2/08 ,  C23C 2/38

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