特許
J-GLOBAL ID:200903068354733705

有機EL発光装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 静男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-334341
公開番号(公開出願番号):特開平10-172757
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 基材上に形成されている有機EL素子の長寿命化を図るうえからは、有機EL素子が形成されている基材と所定形状の封止部材とを金属材料を用いて互いに封着させることにより前記の有機EL素子を所定の空間内に封入することが望ましいが、従来の無機EL素子における封止方法のようにEL素子用の電極取り出し部上に電気絶縁膜を介して封着用の金属層を形成すると、有機EL素子が熱損傷を受け、その結果として、得られる有機EL発光装置の発光特性が低下する。【解決手段】 片面上に1もしくは複数の有機EL素子が形成されている基材の上に、当該基材と共同して前記の有機EL素子を封入する空間を形成するための封止部材を設けるにあたって、前記の基材の外表面から前記の封止部材の外表面に亘って低融点金属製の封着層を設けることによって両者を封着し、かつ、前記の有機EL素子用の対向電極取り出し部および前記対向電極取り出し部を、これらの電極取り出し部が前記の封着層と接しないように設ける。
請求項(抜粋):
基材と、該基材の片面上に形成された1もしくは複数の有機EL素子と、前記基材と共同して前記有機EL素子を封入する空間を形成するために該基材上に設けられた封止部材と、前記有機EL素子を構成している下部電極を外部電源と電気的に接続するための下部電極取り出し部と、前記有機EL素子を構成している対向電極を外部電源と電気的に接続するための対向電極取り出し部とを有し、前記基材と前記封止部材とが、前記基材の外表面から前記封止部材の外表面に亘って設けられた低融点金属製の封着層によって互いに封着されており、かつ、前記下部電極取り出し部および前記対向電極取り出し部が、前記封着層から間隔をあけて設けられている、ことを特徴とする有機EL発光装置。
IPC (2件):
H05B 33/04 ,  H05B 33/06
FI (2件):
H05B 33/04 ,  H05B 33/06

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