特許
J-GLOBAL ID:200903068357724693

貫流型排熱ボイラにおける給水制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-320003
公開番号(公開出願番号):特開平5-126314
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 適正水位レベルにおいて単位時間当たりの給水量を適正に制御し、受熱水管の過熱による損傷を防止することを図る。【構成】 受熱水管3の水位を検出する水位制御筒19を設け、該水位制御筒19内に当該水位制御筒19内における複数地点の水位をそれぞれ検出する検出端H,M,Lをそれぞれ挿入設置し、該各検出端H,M,Lからの検出信号に基づいて当該各検出端間における水位の上昇時間と下降時間とをそれぞれ計測するとともに、この上昇時間と下降時間に応じて,かつ適正な給水レベルを維持するために必要な単位時間当たりの給水量を決定し、この決定された給水量を制御信号として出力する制御器20を設け、該制御器20からの出力信号により給水ライン5に設けた給水ポンプPの回転数を制御する。
請求項(抜粋):
内部に多数の受熱水管3を収納配置し、一側に排ガスの入口ライン2を接続するとともに他側に排ガスの出口ライン4を接続し、また前記受熱水管3へ給水する給水ライン5を接続するとともに前記受熱水管3の排ガスとの熱交換により発生した蒸気を取り出す取出ライン9を接続し、さらに前記受熱水管3の実際の水位レベルを検出する水位検出端14を備えた貫流型の排熱ボイラ1への給水流量を検出するとともに、排熱ボイラ1からの蒸気量を検出し、検出された給水流量と蒸気量とのいずれか一方または両方を演算処理して排熱ボイラ1の熱負荷を求め、求められた熱負荷の下における前記受熱水管3に対する水位レベルの適値を決定し、決定された適値と前記受熱水管3の実際の水位レベルとを比較し、この比較結果に基づいて前記受熱水管3の給水レベルを制御するように構成した貫流型排熱ボイラにおける給水制御装置において、前記受熱水管3の水位を検出する水位制御筒19を設け、該水位制御筒19内に当該水位制御筒19内における複数地点の水位をそれぞれ検出する検出端H,M,Lをそれぞれ挿入設置し、該各検出端H,M,Lからの検出信号に基づいて当該各検出端間における水位の上昇時間と下降時間とをそれぞれ計測するとともに、この上昇時間と下降時間に応じて,かつ前記制御された給水レベルを維持するために必要な単位時間当たりの給水量を決定し、この決定された給水量を制御信号として出力する制御器20を設け、該制御器20からの出力信号により前記給水ライン5に設けた給水ポンプPの回転数を制御することを特徴とする貫流型排熱ボイラにおける給水制御装置。
IPC (2件):
F22D 5/00 ,  F22B 35/00

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