特許
J-GLOBAL ID:200903068368983780

プラスチック射出成形機の可動部材の移動経過を制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-272044
公開番号(公開出願番号):特開2000-117796
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 一方でプラスチック射出成形機のサイクル時間が極力短く、他方で可動部材の衝突を防止する。【解決手段】 プラスチック射出成形機の第1可動部材の移動軌道が第2可動部材の移動軌道と部分的に重なり、第2可動部材の移動状態を表す許可信号に基づいて第1可動部材の移動が開始され、その際1つの時間スケールが算定される。第1時間スケールTWAと第2時間TRAmaxが算定されて相互に比較され、第1時間スケールTWAは許可信号発生時点tFWと第1可動部材が第2可動部材の移動軌道に達する時点t6との時間を示し、第2時間スケールTRAmaxは許可信号発生時点tFWと第2可動部材が第1可動部材の軌道から外れる時点t8との間の時間を示し、両時間スケールとの間の差が所定の最小公差値ΔT2より小さくなるように第1可動部材の移動経過62が制御される。
請求項(抜粋):
プラスチック射出成形機(10)の第1可動部材(12;16)の移動経過を制御する方法であって、第1可動部材の移動軌道(22;28)がプラスチック射出成形機(10)の第2可動部材(16;12)の移動軌道(28;22)と少なくとも部分的に重なり合い、第2可動部材(16;12)の移動状態を表す許可信号(42;44)に基づいて第1可動部材(12;16)の移動が開始され、その際に少なくとも1つの時間スケールが算定されるものにおいて、第1時間スケール(TWA;TRE)と第2時間スケール(TRAmax;TWEmax)が算定されて相互に比較され(124、130;104、110)、第1時間スケール(TWA;TRE)は許可信号発生時点(tFW;tFR)と第1可動部材(12;16)が第2可動部材(16;12)の移動軌道(28;22)に達する時点(t6;t3)との間の時間を示し、第2時間スケール(TRAmax;TWEmax)は許可信号発生時点(tFW;tFR)と第2可動部材(16;12)が第1可動部材(12;16)の移動軌道(22;28)から外れる時点(t10;t8)との間の時間を示し、第2時間スケール(TRAmax;TWEmax)と第1時間スケール(TWA;TRE)との間の差が所定の最小公差値(ΔT2;ΔT1)よりも小さくなるように、第1可動部材(12;16)の移動経過(62;72)が両方の時間スケール(TWA,TRAmax;TRE,TWEmax)の比較に基づいて制御されることを特徴とする方法。
IPC (2件):
B29C 45/64 ,  B29C 45/76
FI (2件):
B29C 45/64 ,  B29C 45/76

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