特許
J-GLOBAL ID:200903068370958881

電動機の液冷手段とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-165763
公開番号(公開出願番号):特開平5-022901
出願日: 1991年07月05日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 加工方法が容易で低コストで製造でき、充分な冷却効率を備えるモータ内蔵用の液冷手段とその製造方法を提供する。【構成】 ステータ10の外周部を包囲するインナーケーシング部材14の外周面上に、軸線方向に対して直交する2個の環状溝18A,18Bと,軸線方向に平行に延びてこれらの環状溝18A,18Bを連通させる直線連通溝20とを凹設する。各環状溝18A,18B内には、直線連通溝20に近接して環状溝を遮断する壁部材22を配設する。各溝は一定断面形状を有し、これにより分岐のない一定流路断面の冷却液流路が形成される。環状溝18A,18Bは旋盤により、直線連通溝20はフライス加工工具を用いて、迅速かつ容易に形成することができる。
請求項(抜粋):
回転ロータと、該ロータを囲繞する静止ステータとを有した電動機を該ステータ外周から冷却液体で吸熱、冷却する液冷手段であって、前記ステータの外周部に設けられた円筒形ケーシングの外周面に、軸線方向に対して略直交して凹設された複数の環状溝、前記軸線方向に平行に凹設され前記複数の環状溝を相互に連通させる直線連通溝、及び前記複数の環状溝の各々の内部で前記直線連通溝に近接して配置され、前記各環状溝をそこで遮断する壁手段、によって形成される分岐のない冷却液流路と、前記ケーシングを包囲してその外周面に被着される外被部材に設けられ、前記冷却液流路の両端部を構成する1組の前記環状溝内の前記壁手段の一方の壁面にそれぞれ近接して配置される冷却液の注入口及び排出口、とを具備したことを特徴とする電動機の液冷手段。
IPC (2件):
H02K 9/19 ,  H02K 5/20

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