特許
J-GLOBAL ID:200903068372159218
プラットホームを有するロータブレードサポートおよびダンパの位置決め手段
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-513221
公開番号(公開出願番号):特表平8-504015
出願日: 1993年11月12日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】ルート部(66)とプラットホーム(64)との間で、軸方向に間隔をあけて配置されたガセット(72,78)を有するロータブレード(44)が開示されている。プラットホームサポートおよびダンパの位置決めの両方の手段を与えるガセットを提供する、種々の詳細な構造が開発されている。特定の実施例では、ロータブレードアセンブリ(38)は、隣接したブレード(44)間に配置されたダンパ(88)を有する、円周上に間隔をあけて配置された複数のロータブレード(44)を具備する。各ブレート(44)は、ロータブレード(44)から横方向に延在して軸方向に間隔をあけて配置されたガセット対(78,82)を具備する。ガセット(78,82)は、ロータブレード(44)のルート部(66)からプラットホーム(64)に向かって延在し、ロータアセンブリ(38)の回転時プラットホーム(64)を半径方向に支持する。ガセット(78,82)は、ロータアセンブリ(38)の回転時にダンパ(88)をブレード(44)のルート部(66)から離れるように押圧する湾曲した横エッジを具備する。
請求項(抜粋):
長手方向の軸(16)を中心として配置された環状流路(14)を有する軸流タービンエンジン(12)用のブレードアセンブリ(38)であって、該ブレードアセンブリ(38)は、タービンエンジン(12)の動作時は長手方向の軸(16)を中心として回転するよう構成され、長手方向の軸(16)の周囲に隔置された複数のブレード(44)を具備し、該ブレード(44)の各々は、翼型部(62)と、プラットホーム(64)と、ルート部(66)とを具備し、翼型部(62)は流路(14)を介して延在すると共に正圧面(68)と負圧面(72)とを有し、プラットホーム(64)は翼型部(62)の半径方向内側に配置されると共にブレード(44)周囲に横方向に延在し、かつ半径方向内向面(76)を具備し、ルート部(66)はプラットホーム(64)および翼型部(62)の半径方向内側に配置されると共に該ルート部(66)の半径方向外端に配置されたネック(83)を有し、該ネック(83)は正圧側および複数のダンパ(88)を含み、各ダンパ(88)は隣接するルート部間に環状に配置されると共に、ブレードアセンブリ(38)が長手方向の軸(16)を中心として回転している間はプラットホーム(64)の半径方向内向面(76)と係合し、各ダンパ(88)は曲率半径R1の横エッジを有し、ブレードアセンブリ(38)の回転によってダンパ(88)が半径方向外側に押圧されてプラットホーム(64)の半径方向内向面(76)と係合するブレードアゼンブリ(38)において、 軸方向に隔置され、ネック(83)の正圧面側から延在する一対のガセット(78、82)であって、各々ネック(83)からプラットホーム(64)の半径方向内向面(76)まで延在すると共にガセット(78、82)とプラットホーム(64)との接合部に曲率半径R1の横面を有し、ブレードアセンブリ(38)の回転時にプラットホーム(64)の正圧側を半径方向に支持する一対のガセット(78、82)を具備し、ダンパ(88)と隣接する正圧側ネック(83)とが相対的に十分横方向に移動するとダンパ(88)とガセット(78、82)の横面とが係合し、ブレードアセンブリ(38)の回転時にダンパ(88)とガセット(78、82)とが係合することで、ダンパ(88)が半径方向外側に移動して正圧側ネック(83)面から横方向に離れるようR1>R2としたことを特徴とするブレードアセンブリ(38)。
引用特許:
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