特許

J-GLOBAL ID：200903068377940589

高剛性鋼

発明者： 仮屋 哲朗 ,  磯本 辰郎
出願人/特許権者： 山陽特殊製鋼株式会社
代理人 (1件)： 椎名 彊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-248329
公開番号（公開出願番号）：特開2002-060916
出願日： 2000年08月18日
公開日（公表日）： 2002年02月28日
要約：

【要約】【課題】 均一分散させた微細硬質粒子の体積率の増大およびマトリックス結晶粒径の微細化を図ることにより、高いヤング率と優れた延性、靱性および加工性の得られる高剛性鋼を提供する。【解決手段】 任意の被検面を5μm×5μmの格子状の視野に全て分割した時、60%以上の視野において、円相当粒径〔(長軸+短軸)/2〕が0.3μm以上の硬質粒子が1個以上存在することを特徴とする高剛性鋼。また、円相当粒径が、10μm以下の硬質粒子をFe基合金中に面積率で5%以上分散させたことを特徴とする高剛性鋼。さらに、Fe基合金のマトリックスにおいて、円相当粒径が30μm以下の結晶粒の占める面積率が任意の被検面において、マトリックス中の60%以上となることを特徴とする高剛性鋼。

請求項（抜粋）：

任意の被検面を5μm×5μmの格子状の視野に全て分割した時、60%以上の視野において、円相当粒径〔(長軸+短軸)/2〕が0.3μm以上の硬質粒子が1個以上存在することを特徴とする高剛性鋼。