特許
J-GLOBAL ID:200903068385935438

積層型熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-228228
公開番号(公開出願番号):特開平6-074607
出願日: 1992年08月27日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 偏平チューブの強度を維持した状態で、流体の流れをスムーズにして流路面積を最大限に増加させ、熱交換性能の向上を図る。【構成】 偏平チューブの流路を波形インナフィン52,53により区画形成する一方、波形インナフィン52,53に表裏対称な凹部71及び凸部72を形成し、凸部72の肉厚寸法Xを凹部71の肉厚寸法Wの1.87倍とし、凹凸部のピッチYを素材板厚寸法の1.3倍とし、波形インナフィン52,53に割れ及び亀裂が生じない状態で表面積を増大させる。また、波形インナフィン52,53の波形52a,53aのピッチZを素材板厚寸法の9.74倍とし、偏平チューブの耐圧強度を十分に確保する。これにより、偏平チューブの強度を維持した状態で、流体の流れをスムーズにして流路面積を最大限に増加させ、熱交換性能の向上を図る。
請求項(抜粋):
プレス成形された2枚のプレートを突合わせて偏平チューブとし、該偏平チューブに入口タンク部及び出口タンク部を形成すると共に、該入口タンク部から前記2枚のプレート間に流入した流体を出口タンク部に導く流体通路を該偏平チューブに形成し、該偏平チューブとコルゲートフィンとを交互に積層してなる積層型熱交換器において、前記偏平チューブの前記入口タンク部と前記出口タンク部との間における前記流体通路に流路を複数分離して区画形成する波形インナフィンを挿入し、該波形インナフィンは、素材板厚寸法が0.15mm乃至0.3mmとされ、表裏両面に板厚中心に対して表裏対称な凹凸部が形成される一方、該凹凸部は、凸部の肉厚寸法が凹部の肉厚寸法の1.5倍乃至2.5倍とされ、凹凸部のピッチが前記波形インナフィンの素材板厚寸法の1倍乃至2.5倍とされていることを特徴とする積層型熱交換器。
IPC (2件):
F25B 39/02 ,  F28F 1/40

前のページに戻る