特許
J-GLOBAL ID:200903068392175520

車両のブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228107
公開番号(公開出願番号):特開平9-071237
出願日: 1995年09月05日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 第1、第2ブレーキレバーと前輪、後輪ブレーキとを接続する第1、第2伝達系4F ,4R に設けられて両ブレーキの連動作動及びアンチロックブレーキ制御を司るアクチュエータ5をコンパクト化する。【解決手段】 第1、第2遊星ギヤ機構61 ,62 と、第1遊星ギヤ機構61 のサンギヤ171 を駆動するモータ8と、第2遊星ギヤ機構62 のサンギヤ172を制動する電磁ブレーキ7と、第1遊星ギヤ機構61 の遊星キャリア191 を第1セクタギヤ481 を介して第1伝達系4F に接続する第1制御軸201 と、第2遊星ギヤ機構62 の遊星キャリア192 を第2セクタギヤ482 を介して第2伝達系4R に接続する第2制御軸202 とを有するアクチュエータ5において、第1、第2制御軸201 ,202 を第1、第2遊星ギヤ機構61 ,62 の軸線と平行な軸線上に同軸に配置する。
請求項(抜粋):
第1ブレーキ操作部材(3F )の操作力を第1車輪ブレーキ(BF )に伝達可能な第1伝達系(4F )と、第2ブレーキ操作部材(3R )の操作力を第2車輪ブレーキ(BR )に伝達可能な第2伝達系(4R )と、第1、第2伝達系(4L ,4R )の中間部に介装されて第1、第2車輪ブレーキ(BF,BR )の連動作動及びアンチロックブレーキ制御を司るアクチュエータ(5)とを備える車両のブレーキ装置において、前記アクチュエータ(5)は、第1リングギヤ(161 )、第1リングギヤ(161 )と同軸の第1サンギヤ(171 )、第1リングギヤ(161 )及び第1サンギヤ(171 )に噛合する第1遊星ギヤ(181 )、並びに第1遊星ギヤ(181 )を回転自在に支承する第1遊星キャリア(191 )を有する第1遊星ギヤ機構(61 )と;第1リングギヤ(161 )に連結される第2リングギヤ(162 )、第2リングギヤ(162 )と同軸の第2サンギヤ(172 )、第2リングギヤ(162 )及び第2サンギヤ(172 )に噛合する第2遊星ギヤ(182 )、並びに第2遊星ギヤ(182 )を回転自在に支承する第2遊星キャリア(192 )を有して第1遊星ギヤ機構(61 )と同軸に配置される第2遊星ギヤ機構(62 )と;正逆回転自在にして第1サンギヤ(171 )に連結されるモータ(8)と;第2サンギヤ(172 )の回転を制動可能なサンギヤ制動手段(7)と;第1伝達系(4F )の中間部に介装されて第1遊星キャリア(191 )に連結される第1制御部材(481 )と;第2伝達系(4R )の中間部に介装されて第2遊星キャリア(192 )に連結される第2制御部材(482 )と;第1制御部材(481 )を支承して第1車輪ブレーキ(BF )に接続される第1制御軸(201 )と;第2制御部材(482 )を支承して第2車輪ブレーキ(BR )に接続される第2制御軸(202 )と;を備えてなり、第1、第2制御軸(201 ,202 )を第1、第2遊星ギヤ機構(61 ,61 )の軸線と平行な軸線上で相互に同軸に配置したことを特徴とする車両のブレーキ装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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