特許

J-GLOBAL ID：200903068396751720

車両の前部車体構造

発明者： 中山 伸之
出願人/特許権者： マツダ株式会社
代理人 (1件)： 前田 弘 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-056382
公開番号（公開出願番号）：特開平11-245743
出願日： 1998年03月09日
公開日（公表日）： 1999年09月14日
要約：

【要約】【課題】バンパーレインフォースメントを有効利用して開口部を効果的かつ確実に補強し、開口部の開口面積を容易に増大する。【解決手段】バンパーフェイス下側部分に開口部を形成し、バンパーフェイス上側部分の車体背後に車幅方向へ延びるバンパーレインフォースメント21を設ける。バンパーレインフォースメント後端部の周縁下部に補強部材41を設ける。補強部材を、開口部を車体背後から取り囲むよう配置する。補強部材を、その左右両端部の各取付フランジ41L,41R のボルト挿通孔42を介したボルト43締結によりバンパーレインフォースメント周縁下部の左右両位置に着脱可能に取付固定する。ボルト挿通孔を凹溝45により車体前方へ開口させ、路面干渉などによる補強部材への衝突荷重の入力により、補強部材の車体後方への移動を許容、又は補強部材がバンパーレインフォースメントから外れるようにする。

請求項（抜粋）：

車体前部にバンパーが取り付けられ、上記バンパーには車体前方に開口して走行風を取り入れる開口部が形成されている車両の前部車体構造において、上記バンパーは、車体前部に取り付けられ車幅方向へ延びるバンパーレインフォースメントと、このバンパーレインフォースメントに固定され上記開口部を取り囲むように配置された補強部材とを内部に備えていることを特徴とする車両の前部車体構造。