特許
J-GLOBAL ID:200903068397308650

二軸延伸ブロー成形用プリフォームの加熱方法及びその装置、並びにボトルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 舘野 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-308175
公開番号(公開出願番号):特開平8-142175
出願日: 1994年11月17日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 ブロー成形温度付近における、温度変化に対する動的粘弾性の変化が大きいプラスチック材料からなる厚肉プリフォームをブロー成形温度に均一に加熱する。【構成】 PEN樹脂からなるプリフォーム(胴部の肉厚6mm)を近赤外線加熱装置で30秒間加熱して胴部の外面温度を120°Cに、胴部の内面温度を90°Cに昇温させる。次いで、このプリフォームを誘電加熱装置で90秒間加熱することにより内面温度を外面温度に近づけ、内外面の温度がともに成形に好適な150°C±1°Cとなり、かつ内外面の温度差が3°C以下になった時点で加熱を終了し、ブロー成形工程に移る。近赤外線加熱装置と輻射熱反射板との対向間隙および、誘電加熱装置と輻射熱反射板との対向間隙にマンドレルを走行可能に設け、プリフォームはマンドレルに鉛直倒立状態に嵌合し、自転および移動させつつ加熱する。
請求項(抜粋):
プラスチック材料からなるプリフォーム(コールドパリソン、以下同じ)を加熱した後、二軸延伸ブロー成形してボトルを作製するに際し、前記プリフォームを近赤外線加熱装置により適宜温度に加熱した後、誘電加熱装置により前記プリフォームの外面温度および内面温度(いずれも胴部の温度、以下同じ)が二軸延伸ブロー成形に適する温度に、かつ前記外面温度と内面温度との差が3°C以下になるまで加熱することを特徴とする二軸延伸ブロー成形用プリフォームの加熱方法。
IPC (7件):
B29C 49/68 ,  B29C 35/08 ,  B29C 35/12 ,  B29C 49/08 ,  B29K 67:00 ,  B29K 69:00 ,  B29L 22:00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-307928
  • 特開平1-184118
  • 特開平2-310021
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