特許
J-GLOBAL ID:200903068404892451

軸外し異方性光散乱フィルム及びその製造に用いる偏向用光重合性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-036504
公開番号(公開出願番号):特開2001-228312
出願日: 2000年02月15日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】散乱特性に入射角度の依存性を持たせ、縦横の散乱範囲に係る散乱指向性までも制御することが容易であると共に、軸外し機能によって最も観察に好適な方向へ強い散乱光を生じ、且つまた観察位置によって表示光の色が変化しない軸外し異方性光散乱体を提供する。【解決手段】屈折率の高低からなる帯状の濃淡を形成しており、且つ、フィルム断面では、前記帯状の濃淡の伸びる方向がフィルムの主面に対して傾斜している樹脂成分が未硬化または半硬化の異方性光散乱フィルム上に、ラジカル重合可能な不飽和二重結合を有する化合物を有する光重合性化合物と、ラジカル種を発生する光重合開始剤を少なくとも含有する偏向用光重合性組成物を積層、硬化して、帯状の濃淡の伸びる方向をフィルムの厚さ方向に渡って徐々に変化させる。
請求項(抜粋):
フィルム内部に、屈折率の異なる部分が不規則な形状・厚さで分布することにより、屈折率の高低からなる帯状の濃淡を形成しており、且つ、フィルム断面では、前記帯状の濃淡の伸びる方向がフィルムの主面に対して傾斜している樹脂成分が未硬化または半硬化の異方性光散乱フィルム上に、(A)ラジカル重合可能な不飽和二重結合を有する化合物を少なくとも1つ以上有する光重合性化合物と、(B)紫外光もしくは可視光を照射することによってラジカル重合を活性化させるラジカル種を発生する光重合開始剤を少なくとも含有し、実質的に透明である偏向用光重合性組成物を積層、硬化してなり、前記帯状の濃淡の伸びる方向がフィルムの厚さ方向に渡って徐々に変化していることを特徴とする軸外し異方性光散乱フィルム。
IPC (2件):
G02B 5/02 ,  G02F 1/1335
FI (2件):
G02B 5/02 B ,  G02F 1/1335
Fターム (12件):
2H042BA06 ,  2H042BA14 ,  2H042BA20 ,  2H091FA31X ,  2H091FA31Y ,  2H091FA31Z ,  2H091FA41Z ,  2H091FB02 ,  2H091FC01 ,  2H091KA01 ,  2H091LA16 ,  2H091LA17

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