特許
J-GLOBAL ID:200903068405140615

単相スイッチング整流装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-032423
公開番号(公開出願番号):特開2005-224080
出願日: 2004年02月09日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
【課題】単相スイッチング整流装置は、半導体スイッチのオン・オフによって電力損失、サージ及びノイズが発生するという問題を有する。【解決手段】単相スイッチング整流装置は、第1及び第2の交流入力端子1、2と、第1及び第2の直流出力端子3、4と、第1〜第7のダイオードD1 〜D7 と、第1及び第2の主半導体スイッチQ1 、Q2 と、第1及び第2のコンデンサC1 、C2 と、第1及び第2のインダクタンス手段L1 、L2 と、トランスTと、補助半導体スイッチQ3 とを有する。第2のインダクタンス手段L2 とトランスTの1次巻線N1 と補助半導体スイッチQ3 との直列回路は第1及び第2のコンデンサC1 、C2 に直列に接続されている。第1及び第2のコンデンサC1 、C2 は第1及び第2の主半導体スイッチQ1 、Q2 のターンオン制御の直前に放電される。従って、第1及び第2の主半導体スイッチQ1 、Q2 のソフトスイッチングが達成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
単相交流電圧を供給するための第1及び第2の交流入力端子(1、2)と、 負荷(5)に直流電圧を供給するための第1及び第2の直流出力端子(3、4)と、 前記第1の交流入力端子(1)と前記第2の直流出力端子(4)との間に接続された第1の主半導体スイッチ(Q1 )と、 前記第2の交流入力端子(2)と前記第2の直流出力端子(4)との間に接続された第2の主半導体スイッチ(Q2 )と、 前記第1の主半導体スイッチ(Q1 )に逆並列接続された内蔵又は個別の第1のダイオード(D1 )と、 前記第2の主半導体スイッチ(Q2 )に逆並列接続された内蔵又は個別の第2のダイオード(D2 )と、 前記第1の交流入力端子(1)と前記第1の直流出力端子(3)との間に接続され且つ前記第1及び第2の交流入力端子間の交流入力電圧に対して前記第1のダイオード(D1 )と反対の方向性を有している第3のダイオード(D3 )と、 前記第2の交流入力端子(2)と前記第1の直流出力端子(3)との間に接続され且つ前記交流入力電圧に対して前記第2のダイオード(D2 )と反対の方向性を有している第4のダイオード(D4 )と、 前記第1の交流入力端子(1)から前記第1の主半導体スイッチ(Q1 )と前記第3のダイオード(D3 )との相互接続点(P1 )に至る経路及び前記第2の交流入力端子(2)から前記第2の主半導体スイッチ(Q2 )と前記第4のダイオード(D4 )との相互接続点(P2 )に至る経路のいずれか一方又は両方に直列に接続された個別又は寄生の第1のインダクタンス手段(L1 )と、 前記第1及び第2の直流出力端子(3、4)間に接続された平滑コンデンサ(Co )と、 前記第1及び第2の主半導体スイッチ(Q1 、Q2 )又は第3及び第4のダイオード(D3 、D4 )に対して並列にそれぞれ接続された第1及び第2の個別又は寄生のコンデンサ(C1 、C2 )と、 前記第1の主半導体スイッチ(Q1 )と前記第3のダイオード(D3 )との相互接続点(P1 )にその一端が接続され且つ前記交流入力電圧に対して前記第3のダイオード(D3 )と同一の方向性を有している第5のダイオード(D5 )と、 前記第2の主半導体スイッチ(Q2 )と前記第4のダイオード(D4 )との相互接続点(P2 )にその一端が接続され且つ前記交流入力電圧に対して前記第4のダイオード(D4 )と同一の方向性を有している第6のダイオード(D6 )と、 前記第5及び第6のダイオード(D5 、D6 )の他端と前記第2の直流出力端子(4)との間に接続されたトランスの1次巻線(N1 )と補助半導体スイッチ(Q3 )との直列回路と、 前記1次巻線(N1 )に電磁結合され且つ前記第1及び第2の直流出力端子(3、4)間に接続された2次巻線(N2 )と、 前記平滑コンデンサ(Co )の電圧によって逆バイアスされる方向性を有して前記2次巻線(N2 )に直列に接続された第7のダイオード(D7 )と、 前記第5及び第6のダイオード(D5 、D6 )の他端と前記第2の直流出力端子(4)との間において前記補助半導体スイッチ(Q3 )に直列に、又は前記第1及び第2の直流出力端子(3、4)間において前記2次巻線(N2 )に直列に接続された個別又は寄生の第2のインダクタンス手段(L2 )と、 前記第1及び第2の交流入力端子(1、2)を通って流れる交流入力電流を検出する電流検出器(6)と、 前記第1及び第2の交流入力端子(1、2)間の交流入力電圧を検出する交流入力電圧検出器(7)と、 前記電流検出器(6)と前記交流入力電圧検出器(7)とに接続され、前記電流検出器(6)の出力波形を前記交流入力電圧検出器(7)の出力波形に追従させるために前記第1及び第2の主半導体スイッチ(Q1 、Q2 )のオン制御パルスを前記交流入力電圧よりも十分に高い周波数で発生し、且つ前記オン制御パルスの発生開始時点(t5 又はt7 )よりも前の時点(t3 )から前記オン制御パルスの発生開始時点(t5 又はt7 )よりも後の時点(t7 又はt8 )まで前記補助半導体スイッチ(Q3 )をオン制御する信号(Vg3)を発生する制御回路(9)と から成ることを特徴とする単相スイッチング整流装置。
IPC (1件):
H02M7/12
FI (4件):
H02M7/12 H ,  H02M7/12 B ,  H02M7/12 J ,  H02M7/12 Q
Fターム (11件):
5H006AA02 ,  5H006AA05 ,  5H006CA01 ,  5H006CA07 ,  5H006CB08 ,  5H006CC02 ,  5H006DA02 ,  5H006DA04 ,  5H006DB01 ,  5H006DC02 ,  5H006DC05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • スイッチング電源
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-231808   出願人:新電元工業株式会社

前のページに戻る