特許
J-GLOBAL ID:200903068405271884

計算機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-145562
公開番号(公開出願番号):特開平9-325917
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 非同期コピー方式を適用した場合において、障害や災害等により正制御装置が使用不能となった時に、データが消失しているかどうかを副記憶装置で認識できる計算機システムを提供する。【解決手段】 中央処理装置100からのライト要求に対して、正制御装置110aはライト対象データの位置情報のみを副制御装置110bへ転送する。副制御装置110bでは、実際にデータがライトされるまで、前記位置情報を保持しておく。障害や災害により正記憶装置130aがアクセス不能になった場合、副制御装置110bから位置情報を読み出すことにより、消失データの有無およびその位置や時刻を判別する。【効果】 障害や災害等により正記憶装置が使用不能となった時に、消失データの有無を副制御装置から判断でき、適切に対処することが可能になる。
請求項(抜粋):
中央処理装置に接続しかつ記憶装置と制御装置から構成される正記憶装置システムと、その正記憶装置システムに接続する遠隔の副記憶装置システムとから構成される計算機システムにおいて、前記正記憶装置システム下の制御装置すなわち正制御装置は、前記中央処理装置からライト要求を受けた際、前記副記憶装置へはライトデータは転送せずに、その位置情報を転送した後、前記中央処理装置に対してはライト完了を報告して、後の適当な時期に前記副記憶装置に対するライト処理を実行し、前記副記憶装置システム下の制御装置すなわち副制御装置は、前記正制御装置から転送された前記位置情報を保持しておき、後に実際のライト処理が実行された時に、前記位置情報を破棄し、災害等により前記正制御装置が使用不能となったときに、前記副制御装置に格納されている前記位置情報によって、消失したデータの有無を検出可能としたことを特徴とする計算機システム。
IPC (3件):
G06F 12/16 310 ,  G06F 3/06 304 ,  G06F 3/06 306
FI (3件):
G06F 12/16 310 J ,  G06F 3/06 304 F ,  G06F 3/06 306 B

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