特許
J-GLOBAL ID:200903068409109259

系統安定化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082345
公開番号(公開出願番号):特開平8-280137
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】事前潮流が変化した時、再閉路実施後、追いかけ事故時にも事故発生直前の潮流にもとづいた正しい安定化制御演算が可能な系統安定化装置を提供すること。【構成】系統安定化装置は、系統の電圧,電流から潮流を計測し短時間遅延させる潮流検出部と、系統に事故が発生したことを系統安定化装置の起動条件とは別の事故検出リレー動作で検出する系統事故検出部と、系統事故検出部の出力を一定時間演算ロック信号として出力する演算ロック信号部と、潮流検出部の出力に応じて常時は一定周期で安定化演算を行い演算ロック信号が出力された時は安定化演算をロックする安定化演算部とを備えているので、系統事故の発生を検出してから系統の潮流動揺がなくなるまで、安定化演算をロックすることとしたので、系統安定化装置の起動条件に関係なく、系統動揺のない安定した事故発生直前の潮流にもとづいた安定化制御演算を行うことができる。
請求項(抜粋):
電力系統に事前に想定された事故が発生した時に、事故発生前の潮流にもとづき電力系統の設備を制御し系統の安定化を図る系統安定化装置において、当該系統の電圧,電流から潮流を計測し所定時間遅延させる潮流検出部と、当該系統に事故が発生したことを系統安定化装置の起動条件とは別の事故検出リレー動作で検出する系統事故検出部と、前記系統事故検出部の出力を一定時間演算ロック信号として出力する演算ロック信号部と、前記潮流検出部の出力に応じて常時は一定周期で安定化演算を行い、前記演算ロック信号が出力された時は安定化演算をロックする安定化演算部とを備えたことを特徴とする系統安定化装置。

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