特許
J-GLOBAL ID:200903068409653986

液圧耐振動支持体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280227
公開番号(公開出願番号):特開平8-210427
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【課題】 2つの剛性の要素を接続し、これら要素間の振動を緩衝するための耐振動支持体を提供する。【解決手段】 液圧耐振動支持体は、第1と第2の剛性の強度部材(1,2)と、これら強度部材を相互に接続し、作用室(A)の一部を形成する厚い壁(4)と、狭い通路(C)を介して作用室(A)に接続されている補償室(B)の一部を形成するエラストマーの薄い壁(5)とを有し、2つの室と狭い通路とは、液体で充填される。支持体は、エラストマー体の厚い壁の内面から作用室に突出する部分を持たない当接部(50)を有する。
請求項(抜粋):
主振動方向(Z)において2つの要素の間の振動を緩衝するために2つの剛性部材の間に介在する液圧耐振動支持体であって、接続されるべき2つの剛性の前記要素のそれぞれに固定されるに適している第1と第2の剛性の強度部材(1,2)であって、前記第2の強度部材(2)が主振動方向(Z)にほぼ直角な平面内に伸びているベースプレートである、第1と第2の剛性の強度部材(1,2)と、前記2つの強度部材(1,2)を相互に接続し、作用室(A)の一部を形成する厚い壁(4)を有するエラストマー体(3)であって、前記厚い壁(4)が、第2の強度部材(2)に固定された周縁ベース(41)から第1の強度部材(1)に固定されたクラウンへ、主振動方向(Z)に沿って伸びているほぼベル形状であり、前記エラストマー体(3)が、前記厚い壁(4)と一体的に形成されると共に狭い通路(C)を通って作用室(A)に連通している補償室(B)の一部を形成する自由に変形可能なエラストマーの薄い壁(5)を有し、前記2つの室(A,B)及び狭い通路(C)に、液体が充填され、前記ベースプレートが、2つの室(A,B)及び狭い通路(C)を形成する際に、エラストマー体にこのエラストマー体と協働するように密封状態で固定された支持面を有するエラストマー体(3)と、前記作用室(A)が完全につぶれることを避けるために、主振動方向(Z)に平行な、第1と第2の強度部材の相対的な動きを制限する当接手段(50,60)とを有する液圧耐振動支持体において、前記当接手段(50,60)が、エラストマー体の厚い壁の内面(42)から作用室内に突出している部分を具備していないことを特徴とする液圧耐振動支持体。
IPC (2件):
F16F 13/14 ,  B60K 5/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-204030

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