特許
J-GLOBAL ID:200903068411076449

インジェクションインコヒレントエミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-591671
公開番号(公開出願番号):特表2002-533956
出願日: 1999年07月21日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】本発明は、増大された外部効率と増大されたエネルギーおよび光パワーとを有する、減少された発散角度で、方向付けられた、射出する自然放射の出力を確実にするインジェクションインコヒレントエミッタに関する。このエミッタは、ヘテロ構造2全体に、予め定められた範囲内にある組成と厚さとを有する複数のレイヤおよびサブレイヤを備え、さらに、放射出力面積7のための複数のレイヤを備えている。本発明は、さらに、前記エミッタのアクティブレイヤに直交する方向を含む異なる制御方向に放射の出力を可能とする、ヘテロ構造と出力面積における種々の変形に関する。本発明は、さらに、自律的に制御されたビームを有する放射ルーラーおよびマトリックスを含む、マルチプルビームインコヒレントエミッタに関する。ヘテロ構造2全体のレイヤおよびサブレイヤ、ならびに放射出力領域7のレイヤの組成および厚さの所定の範囲を含む、発散の小さい角と、増大された外部効率と、パワーと、光パワーとを有する出射指向性自然放出の出力を提供するインジェクションインコヒレントエミッタ。様々な変形が、提案されたエミッタのためのアクティブレイヤに直交する方向を含む、異なる制御可能な方向における放射出力を実現するための能力を達成するために、ヘテロ構造および出力領域が提案されている。独立して制御可能なビームを有する線形エミッタおよび二次元エミッタアレイを含むマルチビームインコヒレントエミッタが、さらに提案されている。
請求項(抜粋):
アクティブレイヤと、クラッディングレイヤと、オーム接触部と、アクティブレイヤの少なくとも1つの側に、対応するクラッディングレイヤに隣接した放射に透明な放射出力領域とを含む、ヘテロ構造を備えるインジェクションインコヒレントエミッタであって、適切な形状の少なくとも1つの放射出力領域が作成され、前記放射出力領域が、屈折率nRORqと、放射についての光損失係数αRORq(cm-1)と、厚さdRORq(μm)とにより特徴付けられる少なくとも1つのレイヤを有し、ここで、q=1、2、...pは、前記ヘテロ構造を有する境界から数えられるとき、出力領域のレイヤを標識付けする連続した番号を表わす整数として規定され、隣接した放射出力領域を有するヘテロ構造は、実効屈折率neffによって特徴付けられ、ここで、実効屈折率neffおよび屈折率nROR1は、以下の関係を満たすように選択され、 arccos(neff/nROR1)≦arccos(neff-min/nROR1)、 および、neff-minは、nminよりも大きい、ここで、neff-minは、実際の値である放射出力領域を有する多数のへテロ構造についてすべての可能性なneffの最小値であり、nminは、ヘテロ構造のクラッディングレイヤにおける屈折率の最小のものである、インジェクションインコヒレントエミッタ。
Fターム (11件):
5F041AA03 ,  5F041CA04 ,  5F041CA34 ,  5F041CA35 ,  5F041CA37 ,  5F041CA39 ,  5F041CA65 ,  5F041CB05 ,  5F041CB15 ,  5F041CB23 ,  5F041CB36

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