特許
J-GLOBAL ID:200903068419660727
気密端子付シース型熱電対
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北條 和由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-335470
公開番号(公開出願番号):特開平6-160200
出願日: 1992年11月21日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 過渡的な温度変化等により、気密端子付シース型熱電対の端子部に温度勾配が生じても、測定誤差を生じさせない。【構成】 アルメル線とクロメル線の異種金属線からなる熱電対素線10、20をステンレス製シース40内に無機絶縁材42と共に、相互に絶縁して収納し、シースの基端側を気密端子部50により気密に封止する。気密端子部50のセラミック端板48に取り付けられた2本のコバール製の貫通パイプ54、54の内部に絶縁スリーブ56、56が挿入され、各熱電対素線10、20は、この絶縁スリーブの内部を通って貫通パイプ54と直接接触せずに外部に引き出されている。さらに、熱電対素線10、20は、この貫通パイプ54の端部は、各々の熱電対素線10、20と同種の金属で形成したアダプター58、58により貫通パイプ54の端部に固定されている。
請求項(抜粋):
温接点側で接合された少なくとも一対の異種金属線からなる熱電対素線と、該熱電対素線を収納したパイプ状の金属シースと、該金属シース内に充填され、熱電対素線と金属シースとを相互に絶縁する無機絶縁材と、前記金属シース基端部を気密に封止する端子部と、該端子部に取り付けられ、端子部内から前記熱電対素線を冷接点側に引き出すと共に、その取出端が気密に封止された貫通パイプとを有する気密端子付シース型熱電対において、前記貫通パイプとその内部熱に電対素線を絶縁状態で通すと共に、熱電対素線を同素線と同種の金属部材を介して貫通パイプの端部に間接的に固定してなることを特徴とする気密端子付シース型熱電対。
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