特許
J-GLOBAL ID:200903068426021004

人工衛星の熱流スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-037896
公開番号(公開出願番号):特開平8-230797
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 発熱体から筐体外表面への伝熱経路に、形状記憶合金素子を利用したスイッチ機能を持たせることにより、人工衛星の姿勢に拘らず最適な放熱面を選択し搭載装置の放熱を行なう。【構成】 搭載装置4から筐体1の外表面間の伝熱経路に、温度変化により伸縮する形状記憶合金製コイル2とそれに連結され可動する可動伝熱板3を設ける。これにより、伝熱経路を断続し、放熱面の選択及び外部からの熱の流入を防止する。
請求項(抜粋):
放熱面として使用される外表面をもつ筐体と、該筐体内に収容された発熱体とを有し、該発熱体からの発熱を前記外表面を介して外部へ放熱する人工衛星における熱流スイッチであって、前記発熱体と前記筐体の二面以上の外表面との間に、それぞれ、二個以上の形状記憶合金素子を含むスイッチ手段を介在させ、太陽からの放射熱を受ける前記筐体の外表面と前記発熱体との伝熱経路を遮断することを特徴とする人工衛星の熱流スイッチ。

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